ふわふわ!スパイシー!ガーナ風オムレツの作り方&おいしい食べ方【6月2日は、オムレツの日】
皆さんこんにちは! ポーランド在住のたべぷろ編集部員・polskamiiです。今回はガーナ出身のお友達から教えてもらった美味しいガーナオムレツの作り方と食べ方をご紹介します。たっぷりの野菜(トマト・ガーリック・玉ねぎ)とハーブが織りなすスパイシーな香りが食欲をそそる一品! フワフワのいつもと一味違うオムレツを食べたいかたはぜひ参考にしてみてください。
夏バテにも最高!野菜たっぷりふわふわのガーナ風オムレツ秘伝のレシピ
ガーナの友人に教えてもらった、ガーナでは日常的に食べられている家庭料理のオムレツのレシピ、作り方をご紹介します。たっぷりトマトの酸味とじっくり火を通したオニオンの香ばしくシャキッとした食感、スパイシーなハーブの香りがたまりません!
いつもと違うオムレツにトライしてみませんか?
<材料>(2人分)
・中トマト 2個
・玉ねぎ 小1個
・とき卵 6個
・ガーリック 1かけ
・ハーブ類(シナモン小さじ1/4弱・ローズマリー小さじ1/4弱、バジル小さじ1/4弱、タイム小さじ1/4弱、パセリ小さじ1/4弱、お好みでチリ小さじ1/2~1/4)
・ケチャップ 大さじ3
・塩 小さじ1/2
・サラダ油 大さじ4
<作り方>
1.トマト・玉ねぎ・ガーリックをみじん切りにします。
画像では粗めのカットですが(性格が垣間見えるようで失礼いたします)、できるだけ小さくカットしたほうが火の通りが早く、調理時間の短縮に!
2.フライパンにサラダ油とガーリック、玉ねぎを熱し、透明になってきたらトマトとケチャップを入れます。
3.水分が少なくなってきたら具材が焦げ付かないように水を適量(コップ1/2くらい)入れて、ハーブ類と塩を入れます。
4.トマトが完全にピューレ状になるまでじっくり煮詰めます。必要であれば水を適宜入れて煮詰めてください。画像のように水分がほぼなくなった状態になったら、しっかり溶いておいた卵をフライパンに流し入れます。
5.すぐにかき混ぜると見た目が美しく仕上がらないため、しばらく動かさずに火をとおしてから空気を含ませるように部分的にひっくり返す動作を繰り返します。スクランブルエッグにならないよう、ふっくらとした塊のオムレツを作るようなイメージです。
すると、このようなある程度かたまりになり、卵のフンワリ食感とトマト&玉ねぎのシャキッっとした歯ごたえが楽しいオムレツに仕上がります。
ライスと一緒に召し上がれ!
ガーナオムレツのおいしい食べ方
ガーナでは白いご飯と一緒に食べることが多いようですが、ポーランド生活の長い彼女はパンと合わせて食べてもおいしいと教えてくれました。さらに、ここに「ワチャ」という海老風味のガーナ版“食べるラー油”を添えて頂くのが本場流。
「ワチャ」でネット検索していただくと、ワチャのレシピが多数紹介されています。 より本格的なガーナの味を出したい方は、ぜひトライしてみてください。
ガーナでは生野菜を食べない!? 加熱が基本
ガーナ人の友人は、サラダをもりもり食べる私をみて「あなた、ウサギ!? わたしはウサギじゃあるまいし、生野菜なんて絶対に食べられない」と一言。野菜多めの日本人の食卓は、彼らからみると常識を逸した光景なのかもしれません。
この発言に「ガーナには野菜がないのか?」と聞き返したところ、「あるけれども全部加熱するし、野菜がメインになることはないわ」との返事が。ほとんどの野菜を加熱するとなるとビタミン類が不足しそうですが、この辺は豊富な果物でカバーしている様子です。
「お国が違えば食文化や常識も違う」とあらためて感じたエピソードでした。
6月2日の「オムレツの日」には、いつもと違うスパイシーなガーナオムレツを作ってみてはいかがでしょうか? いつもとはひと味違う卵料理に、友人、ご家族との会話も弾む、ご飯も進むおいしい食卓になることと思います。
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