秋は香り豊かなキノコがおいしい季節。コクと旨味の詰まったキノコが大好きな方も多いと思いますが、子供にとっては独特な香りが苦手で、なかなか食べてくれないということもあるかもしれません。キノコは栄養も満点なので、子供にはパクパクと食べて欲しいですよね。
今回は、そんな苦手野菜やキノコを克服できるような、キーマカレーを麻婆豆腐にアレンジしたレシピをご紹介します。働くママにも簡単15分で完成できるメニューなので、ぜひ挑戦してみてください。

キーマカレーの麻婆豆腐

【材料】(3人分)
豚ひき肉 120g
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
ピーマン 2個
しめじ 1/2房
レーズン 30g
厚揚げ 1袋(180g)
カレールー 2かけ
焼肉のたれ 大さじ1
ごま油 小さじ2
水 80cc

【作り方】
1. 玉ねぎ・にんじん・ピーマン・しめじは、それぞれフードプロセッサーでみじん切りにします(このとき、にんじん・たまねぎはコロコロした形が残る程度、ピーマンやしめじなどの苦手野菜は形が見えないくらい細かくするのがおすすめ)

2. フライパンで豚ひき肉を軽く炒め、玉ねぎ・にんじん・ピーマン・しめじを入れて火が通るまで炒めます。(ここで水を足すと、野菜への火の通りが早くなります。)

3. カレールー・焼肉のたれ・レーズンを入れてよく混ぜたら、ここまででキーマカレーが完成。そのままご飯と一緒に食べても美味しいです。

4. さらに、フライパンにサイコロ状に切った厚揚げを入れて炒めます。

5. 最後にごま油を回し入れたら完成。大人の方はお好みでラー油や山椒などを入れるとグッと中華らしく美味しくなります。

フードプロセッサーで時短!子どもの大好きなカレーとレーズンの味で苦手なキノコを克服しよう

今回ご紹介したキーマカレーの麻婆豆腐は、子供が苦手な野菜やキノコ類を、大好きなカレー味にすることによって美味しく食べられるように考えたメニューです。さらに麻婆豆腐アレンジにすることで、ボリュームアップしてご飯もすすむ一品になっています。

野菜のカットにはフードプロセッサーを使いました。細かく切るのが面倒なみじん切りも、フードプロセッサーを使えばボタンひとつで簡単に時短がかないます!にんじんや玉ねぎはコロコロとした形が残る程度、ピーマンやしめじなどの苦手野菜は形が見えないくらい細かくカットするのがおすすめです。

バーモンドカレー甘口(ハウス食品)120円

さらに、味付けは市販のカレールーを使うので簡単に美味しく仕上がります。ご家庭にある焼肉のたれやごま油を足すだけでグッと中華らしく食欲の増す味わいになりますよ。

また、レーズンの甘さもあるので子供も喜んで食べてくれます。しめじなどのキノコ類は細かく刻むと入っているのが分からないほどですが、味にコクと深みが出て美味しさが増すのでぜひ試してみてください。

【働くママへのエール】苦手なものを喜んで食べてくれるとママも子どももうれしい!ぜひいろんな食材で試してみて

キノコ類やピーマンは苦手なお子様も多いと思います。どちらも香りが強い野菜ですが、カレーの濃い味に混ぜることによって苦手な野菜をかき消してくれます。さらに、お子様の大好きな甘みのあるレーズンを入れることによって、喜んでパクパクと食べてくれるようになりますよ。

キーマカレーは水分も少なく冷凍保存も可能なので、多めに作っていろいろなアレンジを楽しむのもおすすめです。

今回ご紹介した麻婆豆腐アレンジは、厚揚げを入れてボリュームアップすることで、満足感のあるレシピになっています。カレー味と麻婆豆腐の組み合わせは意外と思う方も多いかもしれませんが、焼肉のたれとごま油を入れることによって美味しくマッチして食欲のそそる味わいになっています。

辛い料理がお好きな大人の方は、子供の分を取り分けた後にお好みでラー油や山椒を入れることで、さらにご飯のすすむ一品になります。

今回のレシピでご紹介した野菜以外にも、トマト・しいたけ・ごぼうなど、お子様が苦手だけれど食べさせてあげたい野菜をお好みで入れて、苦手克服に役立ててみてください。苦手な野菜を無理やり食べさせるのではなく、喜んでぱくぱく食べてくれるメニューだとママも子供もうれしいですよね!

冷蔵庫にあまった食材など何でも大丈夫です。フードプロセッサーでカットしてフライパンで混ぜるだけの簡単レシピで、お子様の苦手克服メニューを作ってみてはいかがでしょうか。

(管理栄養士ママライター mai* @mai.s.2021