宝酒造は、「タカラ本みりん」と「タカラ 料理のための清酒」を使った日本一のレシピを決定する「タカラ レシピコンテスト2021」のグランプリレシピ発表会を1日に東京都内で開いた。本みりんを使い炊飯器で簡単に作れる台湾風カステラなど、計3品目がグランプリを獲得した。
 

本みりんや清酒を使ったアイデアレシピが寄せられ、家庭料理の幅を広げる新しい料理用途が見られた。今年の応募総数は2999件と昨年の1870件を大きく上回り、スイーツや西洋料理のレシピの応募が増えたという。

最終審査に進んだ18品の中から、グランプリレシピを決定した。イベント冒頭に清水隆広商品第三部長が登場し、「熱い思いが込められたレシピばかりで大変ハイレベルなコンテストになった」とコンテストを総評した。コンテストは「本みりんコース」「料理のための清酒コース」「本みりんコース&料理のための清酒コース」の三つで審査を実施した。審査員は、服部学園理事長の服部幸應氏、和食割烹「祇園さゝ木」の佐々木浩氏、タレントのギャル曽根、料理家ユニットのぐっち夫婦が務めた。

本みりんコースではレシピメディア「みんなのきょうの料理」からエントリーされた「本みりんと材料3つ!炊飯器でふわふわ台湾カステラ!」が選ばれた。服部氏は「本みりんで甘さを出し、和食にぴったりのスイーツ」と評価した。

料理のための清酒コースは「鶏のレンジ酒蒸し」、本みりんコース&料理のための清酒コースは「タカラ本みりんと料理のための清酒で、チキンステーキのオレンジソース添え」がグランプリに選ばれた。

◇日本食糧新聞の2021年7月12日号の記事を転載しました。