日本アクセスは、国内ナンバーワンのレシピ動画サービス「Kurashiru(クラシル)」を運営するdelyとオリジナル冷凍ミールキットを開発した。「クラシル」ブランドでガパオやバターチキンカレーなど6アイテムを発売している。

発売する6アイテムは、2人前で1000円以下の想定売価を設定。平日の夕飯や週末の息抜きといった食シーンで、20~40代の食に関心が高い女性をターゲットにした。

開発には四つのこだわりを込めた。第一はクラシルで人気上位のレシピを中心にキット化し、お墨付きのおいしさや作りやすさ。野菜がたっぷり採れるメニューから、自分で作るのは難しいイメージのエスニック料理を揃えた。

「ハーブとナンプラーの味わい楽しむガパオ」

第二に、二つのコンセプトでターゲット層を明確化。30~40代の子育てに忙しい主婦が手軽に作れるよう、調理時間は15分、お手頃価格780円のキットとして「7種のスパイス香る3種野菜のキーマカレー」「ハーブとナンプラーの味わい楽しむガパオ」=写真(上)=、「香味野菜と果実のうまみ!やみつきビビンバ」を品揃えしている。

「10種のスパイス入りクリーミーなバターチキンカレー」

20~30代のSNS大好き世代には、店で食べるような、味付けが難しいメニューを自宅で簡単に作れるキットとして、980円ラインで「10種のスパイス入りクリーミーなバターチキンカレー」=同(下)=、「こだわりエビと特製ソースが決め手エビたまチリソース」「さわやか黒酢だれでつくる鶏肉と根菜の甘酢丼」の3アイテムを揃えた。

第三に産地指定へのこだわりがある人も含めより多くの人へ届けるため、主要原材料はすべてチャイナフリーとした。肉類・エビは生の食材で用意しており、よりおいしく仕上げられる。

最後に、調理のしやすさと手に取りたくなる商品パッケージにこだわった。写真付のレシピカード入りで、誰でも簡単に短時間で作れる。

また、具材には肉類・エビ、野菜、調味料がそれぞれ分けて包装されており、衛生面も安心。外袋はクラシルカラーのかわいいチェック柄で、売場でも目を引くパッケージに仕上げた。

◇日本食糧新聞の2021年3月24日号の記事を転載しました。