日に日に暖かくなるにつれ、出番が少なくなるのが鍋料理。寒い季節に重宝した一人鍋の素が中途半端に余った状態で置いてあるご家庭も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、残った一人鍋の素「鍋キューブ」を調味料として活用し、時短で作る海鮮中華丼レシピをご紹介します。具沢山で魚介も野菜もご飯もしっかり食べられるので1品で満足な晩ご飯としておすすめですよ。

海鮮中華丼

【材料】(3分)
温かい白ご飯 茶碗軽く3杯
シーフードミックス 130g
豚細切れ肉 80g
白菜 1/6個
ちんげん菜 1株
たまねぎ 1/2個
しいたけ 2個
うずら卵 3個
にんじん 1/4本

<調味料>
鍋キューブ(鯛と帆立の極みだし鍋) 2個
水 360ml
砂糖 小さじ1.5
ゴマ油 少々
水溶き片栗粉 大さじ2

【朝の下準備】
シーフードミックスは使用する分量を冷蔵庫に移して解凍しておく。

【作り方】
1. シーフードミックスはサッと洗って水気を絞り、酒(分量外)を少量回しかけて少し置く。
2. 白菜とちんげん菜はざく切り、しいたけとたまねぎは1cm幅、にんじんは薄切りする。

3. たまねぎとにんじん、葉物野菜の根元の部分を耐熱容器に入れて電子レンジ(500W)で4分加熱する。
4. フライパンにゴマ油を入れて熱し、豚肉を炒める。
5. (3)とシーフードミックス、うずら卵を加えて炒めたら、<調味料>の材料を入れて少し煮る。

6. 水溶き片栗粉でとろみをつけ、ゴマ油を回しかけて混ぜ合わせ、ご飯の上に盛り付ける。

残った鍋キューブを調味料として活用!

寒い秋冬に何かと出番が多かった鍋料理ですが、温かくなってくると食べる機会が次第に減ってきてしまい、一人鍋の素が2~3個だけ余っている…、というご家庭も多いのでは?

そこで、今回は少量だけ余ってしまった一人鍋の素を調味料として活用するアイデアをご紹介しました。

使用した味の素の「鍋キューブ 鯛と帆立の極みだし鍋」(内容量72g(8個入り)/198円税抜き)は、鯛や帆立と昆布のだしがきいたコク深い味わいが特徴の一人鍋の素です。キューブのなかにギュッとうま味が詰まっているので、いろいろな調味料を調合する手間も省けて、ぴったり味が決まるので調味料としてもおすすめです。

また、今回ご紹介の海鮮中華丼は魚介がメインのレシピで、海鮮だしの鍋キューブとの相性もばっちり!一般的な鍋料理と言えば和風なイメージが強いですが、中華丼に使用する場合は仕上げにゴマ油を回しかけるだけで、パッと中華な味わいに変化しますよ。

【働くママへのエール】具沢山な中華丼なら1品でも満足な晩ごはんに!

今回ご紹介の海鮮中華丼は、鍋キューブを調味料として活用するほか、冷凍のシーフードミックスを使用するので、魚介の下ごしらえも不要で手軽に作ることができます。

シーフードミックスは朝のうちに使用する分量を冷蔵庫に移しておけば、夜には自然解凍できています。使う前にさっと洗って水気を絞り少量の酒をふっておきましょう。ひと手間加えるだけで臭みがぬけますよ。

また、えびやイカは加熱しすぎるとかたくなってしまうので、短時間で火を通すことがポイントです。豚肉に火が通ってから野菜と一緒に手早く炒めて軽く煮込むだけで十分!

火通りも早いエビやイカなどの魚介類は、忙しいワーママの時短調理に実は便利な食材なので、ぜひ活用してみて下さいね。

野菜類は先に電子レンジで加熱しておくのもポイントです。にんじんやたまねぎ、葉物野菜の固い根元の部分をあらかじめしんなりさせておくので、炒め時間が短縮できます。

また、レンジ加熱で野菜を熱い状態にしておくことで、フライパンの温度が下がらずに調理がスピーディーに進みますよ。

葉物野菜の白菜やちんげん菜の葉先の部分は、火通りが早いのでレンジ加熱はしなくても大丈夫です。

野菜にお肉、エビやイカなど具材たっぷりな中華あんをご飯の上にのせて食べる「海鮮中華丼」は1品でも満足の晩ごはん!余った鍋キューブの素があればぜひ試してみて下さいね。

(フード&テーブルスタイリスト渡辺有子 @happytable_w