こんにちは！偏食児持ちの食育インストラクターひなた葵です。寒くなってくると体の芯から温まるようなおかずが食べたいですよね。そこで今回ご紹介するのは、市販の柚子茶を使って手軽に15分で鶏手羽元煮を作っちゃうレシピです。
煮物というとじっくりと煮て味を浸み込ませるイメージですが、レンチン加熱を活用して作るのでたった15分で味浸み抜群の鶏手羽元煮が仕上がります！柚子の風味が残るのでこっくり濃厚で後味さわやかな味をお楽しみいただけます。

柚子茶で作る手羽元煮

【材料】(3人分)
鶏手羽元　8本
大根　20cm
エリンギ　1パック
卵　2個

柚子茶　100cc
水　100cc
酒　100cc
醤油　100cc
にんにくチューブ　1～2cm
油　適量

【作り方】
1.大根を2cmの幅に切り片面に切り込みを入れ、耐熱皿に並べ、少し水を加えたら600Wのレンジで5分ほど加熱する。

大根は火が通るまでに時間が掛かります。ですが、レンジで加熱をすればあっという間に下茹で完了！これなら手間なく大根に火を通せますよ。

2.沸騰したお湯に卵を入れ5分ほど加熱したら粗熱を取り皮を剥く。

3.フライパンに油とにんにくを入れ、鶏手羽元を入れてこんがりと焼き色がつくまで焼く。

ここまで紹介してきた（1）～（3）までの工程を同時進行していきます。手際よく進めていけば3つの工程がほぼ同じタイミングで終わるはずですよ！

4.（3）に（1）の大根と（2）の茹で卵、食べやすく切ったエリンギを入れ、調味料を全て加えたらホイルで落とし蓋をし、中火で10分ほど煮て煮汁が少し残っているところで完成。

今回の調味料の配分は全てが同じ量になっています。なので、作る量が変わったとしても調味料を増減しやすく、作りやすいです。

柚子の香りがふんわり漂う美味しそうな手羽元煮が完成しました！

味の決め手は柚子茶！簡単なのにワンランク上の煮物に仕上がる

本場韓国の「蜂蜜柚子茶」（オットギ三和、1280円／1kg）です。柚子茶として飲む場合は大さじ2に150ccぐらいのお湯を加えて作ります。たっぷり1kgも入っているので気兼ねなくどんどん使えるところが私は好きです。

我が家は冬場の感染症予防やビタミン補給に常にストックしています。柚子茶としてだけでなく、アイスやヨーグルトのトッピング、焼き菓子の味付け、今回のように煮物など幅広く使えます。

甘辛い味付けは子どもでも食べやすいため、煮物に限らずお肉炒め、魚の煮つけなどにも。

柚子茶を使うまでは、醤油やみりん、砂糖といった味付けばかりで、何となく食卓はマンネリになりがちでした。そんな時、もう少し味にバリエーションがつけば飽きることなく食べてもらえるかな？と考え、砂糖の代わりに柚子茶を加えてみることに。

酸味が出てしまうので子どもには好まれないかと少し不安でしたが、「みかんみたいで美味しい！」と言ってもらえました。柚子の香りや風味はしますが、酸味はないので子どもでも食べやすい味に仕上がっています。

食べた後も柚子の余韻が残ってさわやかですよ。

【働くママへのエール】柚子のビタミンも一緒に摂って元気に冬を乗り越えよう！

感染症が流行る冬は働くママにとって「恐怖の季節」と感じている方もいるのではないでしょうか。我が家も娘が熱を出し、急なお休みを頂いてしまったことが何回もありました。

病気を未然に防ぐのはなかなか難しいことですが、栄養・睡眠・休養を意識して努めていきたいところですよね。

我が家の冬のおかずは体が温まるメニューを意識して考えることが多いです。今回のレシピに使っている鶏肉、大根、卵、柚子はどれも体を温める食材と言われています。

特に柚子茶は、血行をよくする働きをもつ「リモネン」を含む柚子の皮ごと食べられるので、体もぽかぽか温まること間違いなし！お味もほっこりできる優しい甘さなので是非1度作ってみてくださいね。

（食育インストラクター　ひなた葵　@hinata___oi）