おいしくできて野菜をたっぷり盛り込めるスープパスタをご紹介します。好みの野菜をパスタと一緒にゆで、市販の鍋つゆで味付けをするスープパスタは野菜をたっぷりと食べられるので栄養バランスばっちり。調理器具はフライパン一つ、盛り付けもワンプレートで完成するので洗い物も楽なんです。

鍋つゆでつくるボンゴレスープパスタ

【材料】(1人分)
「プチッと鍋　あさりとホタテの旨塩鍋」　　1個
あさり（砂出ししたもの）　　100g
にんにく　1片
キャベツ　1/6個
しめじ　1/4株

スパゲティー　80g
水　300ml

オリーブ油　大さじ1強
塩　ひとつまみ

乾燥パセリ　適量

【下準備】
にんにくはみじん切り、キャベツはざく切り、しめじは石づきを除いて食べやすく手でさく。

【作り方】
1.フライパンにオリーブ油とにんにくを加えて弱火で熱し、香りが立つまで炒める。

2.あさりを加えて蓋をして熱し、殻があいたら一度取り出す。

3.水とスパゲティーを加えて蓋をし、表示されたゆで時間よりも2分短く加熱する。

4.キャベツ、しめじ、プチっと鍋を加えて蓋をし、2分加熱する。

5.あさりを戻し、味を見ながら塩を加える。

6.器に盛り、乾燥パセリをちらす。

鍋つゆの素でお料理のバリエーションを増やそう

これからの季節に大活躍するのが鍋料理。比較的食材を選ぶことなく、手間をかけずに肉も魚も野菜もたっぷりと食べることができる鍋料理は働くママの味方ですよね。そんな鍋料理をさらに簡単においしくしてくれるのが鍋つゆの素。

味つけを変えれば印象が変わるし、ごはんや麺類を加えて楽しむこともできるし、働くママにとっては毎日でも食べられる1品ですが、あまり鍋が続くと家族が飽きてしまったり、手抜き感が出てしまったりしますよね。

そんな時に私が重宝しているのは1食分に小分けされた鍋つゆの素。1人で簡単にランチを済ませたいときはもちろん、家族分の鍋をつくるときも1～2人分の鍋つゆの素を土台に少し塩や醤油を足すなど出汁代わりに使うことができ、さらにはパスタやチャーハン、スープや焼きそばなどほかのお料理にも活用しやすいんです！

今回私が使用した商品は、エバラ食品工業より販売されている「プチッと鍋　あさりとホタテの旨塩鍋　21ｇ×6個」です。1食分に小分けされた鍋の素が6個入った商品を302円で購入しました。

この商品、旨味の宝庫といわれる牡蠣やホタテやあさりをにんにくの風味と一緒に楽しむことができる上に、長期間常温保存が可能な商品。鍋つゆの素を使った後に「あれ、顆粒だしできたのでは…」と思うことが時々ありますが、この味わいは他ではなかなか楽しむことができないので気に入っています。

さまざまな味が市販されている鍋つゆの素。鍋料理として楽しむことができるのはもちろん、毎日のお料理で簡易だしのような使い方ができると気づいて重宝しています。野菜にも魚にも肉にも合うように味付けされているから、時間がない時の味付けにとても便利。鍋つゆの素さえあれば、わざわざ買出しに行かなくても冷蔵庫のあまり食材で必ずおいしく仕上がるのが魅力です。

鍋が続くと飽きてしまったり手抜き感がでてしまったりしますが、今回のようなパスタやリゾット、焼きそば、炒飯などの味付けに使えば、楽しみながらお料理のバリエーションを増やすこともできます。

【働くママへのエール】市販品を活用して気持ちをラクに♪

毎日続いていく食事作り。時間的、経済的な制約の中で栄養バランスや家族の好みを考えるのって大変ですよね。私も「短い時間で手間をかけずに、家族においしいと言われたい！」といつも思っています。

手間暇かけて作らなくちゃ！時間がないから〇〇できない！と考えるとキッチンに立つのがつらくなってしまいますが、今回ご紹介した鍋つゆのような市販品を活用することで、少し力を抜きながら家族の「おいしい！」に励まされたり、今まで自分では作ることのなかった味わいや工夫を発見したりしながら、気持ちを楽に食事作りができたらと思います。

（暮らしと食事の研究家　apricot project ＠apricot_project）