横浜高島屋とカゴメは12~25日、横浜高島屋のデパ地下、レストラン、喫茶の32ブランドの各店がカゴメの生鮮トマト、トマト加工食品を用いて開発した35メニューと、生鮮売場でカゴメの生鮮トマトを販売する「トマトフェスタ」を開催している。

初日には田中浩一横浜高島屋副店長、大滝恭伸カゴメ東京支社長をはじめ両社社員が高リコピントマトを先着500人に配布した。事前に告知していたこともあり、予想を上回る人気で8分ほどで配布が終了した。

今回の35メニューは各店舗開発者がカゴメの「高リコピントマト」「サラダプラム」「ラウンドレッド」「キッズチェリー」の4種類の素材から吟味し、約2ヵ月をかけて開発した。外食から惣菜、ベーカリー、スイーツと幅広いカテゴリーでトマトをテーマにしたメニューが一堂に揃った。

田中副店長は「トマトフェスタとの相乗効果で5%増を目指す」と意気込みを語った。大滝支社長は「トマトはサラダとして生食が一般的だが、ジュースにしたり、煮込み料理に使ったり、焼いたり、ソースにしたりと多様な形態で楽しむことができる魅力がある。フェスタを通じて、新たなトマトの魅力を知ってもらい『ニッポンの野菜不足をゼロにする』という当社の思いを伝えたい」と語った。

◇日本食糧新聞の2017年7月19日号の記事を転載しました。