必ずおいしくできて野菜をたっぷり盛り込むことができるリゾットをご紹介します。好みの野菜や肉や魚を茹で、冷ご飯を入れて最後にカップスープの素で味付けをするリゾットは、油を使わないからヘルシーで、どんな野菜とも合うので栄養もバランスよくとりやすいのです。

カップスープの素で作るきのこリゾット

【材料】(1人分)
「クノール カップスープ <ミルク仕立てのきのこのポタージュ>」 1袋
ごはん 1杯分
しめじ 1/2株
玉ねぎ 1/4個
鶏ひき肉 60g
水 200ml
塩 ひとつまみ
パルメザンチーズ、乾燥パセリ 適量

【作り方】
1.玉ねぎはみじん切り、しめじは石づきを切り落として手でほぐす。

2.鍋に水を入れ、玉ねぎ・しめじ・鶏ひき肉を加えて中火にかける。

3.鶏肉に火が通り、玉ねぎがしんなりとしたらごはんを加え、水分がなくなるまでさらに加熱する。

4.水分がなくなったら火を止め、カップスープの素を加えて手早くまぜる。味を見ながら塩で調味し、器にもりつけパルメザンチーズとパセリをちらす。

味付けはカップスープの素にお任せ

毎日家族が喜ぶようなごはんを作りたいのに、作ってみたら残されてしまったり、家族の好みに合わせたら栄養バランスが偏ってしまったり…献立を考えるのって難しいですよね。今回はワンプレートで食べられて、さまざまな食材を盛り込みやすく、必ずおいしくできるリゾットをご紹介しました。

必ずおいしくできる理由は、カップスープの素を使って仕上げるから!好みのカップスープの素さえ用意すれば、味付けに迷うことなく冷蔵庫にある食材を自由に使っておいしいリゾットができます!

今回私が使用したカップスープの素は、味の素より販売されている「クノール カップスープ <ミルク仕立てのきのこのポタージュ>」です。1食分に小分けされた乾燥スープが3袋入って233円で購入しました。

この商品、乾燥タイプなので長期間常温保存可能で、スープはもちろん、リゾットやパスタやオムライスのソースなどにアレンジしてもおいしいのでとても便利なんです。原材料にはマッシュルームやまいたけが使用されているので、インスタントなのに本格的な味わいなのもうれしいポイント。我が家では防災食としても常備するようにしている商品です。

子どもの好き嫌い克服にも!

さまざまな味が市販されているカップスープの素。子どもや家族が好きな味の商品をストックしておけば、時間がない時の味付けにとても便利。必ずおいしく仕上がる安心感があると楽な気持ちでお料理ができますよね。

今回は火の通りが早いきのことひき肉を使いましたが、基本的にどんな野菜や肉や魚とも相性が良く、ごはんやパスタやうどんや素麺など、どんな炭水化物とも合うのも魅力の一つ。さらには油を使わなくてもおいしく仕上がるのでヘルシー。

さまざまな食材を一緒に味付けできると調理が簡単なだけでなく、子供でもバランスよく食べやすく、ワンプレートごはんは後片付けも楽。賢くおいしく楽しく栄養満点なごはんが食べられるのでおすすめです。

【働くママへのエール】時短アイテムを上手に活用しよう

自粛期間を経験し、食事を作ることと食べることは命が続く限り終わることがないのだと実感しました。

それまで無意識のうちに「市販品に頼らずにしっかり作らなくちゃ」とか「栄養バランスを考えなくちゃ」「品数を増やさなくちゃ」と考えていましたが、永遠に続いていくことならできるだけ気持ちを楽に、楽しく、作る人にとっても食べる人にとっても心の栄養にもなるような食事を積み重ねていきたいと考えが変わりました。

今回ご紹介したリゾットは材料も手順もシンプルなので、子供でもお手伝いしやすく、小学生くらいのお子さんなら、お子さんだけで作ることもできるかもしれません。

時間に追われながら必死に品数をそろえた食卓よりも、時短アイテムを上手に活用して子供と一緒に笑顔で食事をつくることができたり、いつもより簡単に食事作りをしてできた余裕で家族の笑顔が増えたらいいなと思い、カップスープで作るリゾットをご紹介しました。

(暮らしと食事の研究家 apricot project @apricot_project)