旭松食品は2日に、主力ブランドである「新あさひ豆腐」から簡便性を意識した商品を市場に投入するほか、業務用向けにフリーズドライ納豆を発売した。現在、東北地区限定で販売している「新あさひ豆腐極きざみ」を、昨今のタンパク質・肉の代替需要などを受け、全国販売に切り替える。

「新あさひ豆腐極きざみ」(40g、希望小売税別130円)=写真=は極めて小さなサイズのこうや豆腐で、1枚のこうや豆腐を300分の1にカットしてあり、切る手間が不要。高タンパク(51.7g/100g)、低糖質(0.8g/100g)で、鉄分・カルシウムが豊富。ひき肉料理の置き換えのほか、スープなどさまざまな料理に活用可能。

簡便・時短ニーズに対応した「新あさひ豆腐ふんわりたまごとじ用」(47.2g、同220円)は、こうや豆腐の人気アレンジメニューである「たまごとじ」を手軽に作ることができるのが特徴。

こうや豆腐と粉末調味料、4種の乾燥具材(ニンジン、椎茸、ネギ、インゲン)入り。電子レンジで調理可能(600W4分)で、忙しい日のおかずに最適。卵がふっくら仕上がるパウダー付きで、ふわとろ食感が楽しめる。

「FD小粒納豆業務用500g」「FDひきわり納豆業務用500g」の2品(オープン価格)は納豆にフリーズドライ加工を施した乾燥納豆。糸引きしないので調理しやすく、好きな時に好きな分だけ使用できる。サラダやパスタ、味噌汁など多彩な料理のトッピングに最適で、納豆の食シーン拡大につなげていく。

◇日本食糧新聞の2020年3月9日号の記事を転載しました。