こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。寒い日に熱々のグラタンを家族みんなで食べたらちょっぴり幸せな気持ちになりませんか? 今回は作るのに時間がかかるイメージのあるグラタンを、ホワイトソース作りを含めて15分で済ませてしまう超時短レシピを紹介していきます。仕事から帰って急いでご飯を作らなくてはいけなくても「15分で夜ごはん」を実現できますよ!

基本のチキングラタン

まずは、基本のマカロニグラタンの作り方からお伝えしていきます!

グラタンは焼き時間も必要なところがネックでもあります。今回は、材料の下準備、炒める時間を7分、オーブンの焼き時間を8分ぐらいでイメージしています。

時間にあまり余裕がないので、作業の順番を十分にイメージしてから作るのがおすすめです。

【材料】(3人分)
鶏こま肉 180g(小1枚)
マカロニ 100g
玉ねぎ 1/2個
長ねぎ 2本
しめじ 1/2パック
牛乳 500cc
小麦粉 大さじ1
とろけるチーズ 適量
パン粉 適量
塩・こしょう 少々

【作り方】
1.野菜を食べやすい大きさに切る。

今回ねぎを加えてみましたが、なくてもOKです。他の野菜を加えてもいいですし、グラタンは自由がきくところも魅力だと思っています!

パプリカなどを加えても美味しいですよ。余った食材の整理にも活用してみてください。

2.フライパンに油を入れ、鶏肉、野菜を炒める。

3.材料に火が通ったら小麦粉を振りかけ、全体をなじませながらしっかりと炒める。

4.具材に小麦粉が絡んだら牛乳とコンソメを入れてとろみが出るまで加熱する。

袋に記載されている茹で時間を見てマカロニを茹で始めましょう。具材を炒めている頃かホワイトソース作りあたりがおすすめです。

同時進行が「15分で夜ごはん」実現のポイントとなります!

5.耐熱皿に茹でたマカロニを敷き、上からホワイトソースを具材と共にかける。

上からチーズ、その上からパン粉をふりかけました。

今回は、600Wのレンジで30秒加熱したブロッコリーを周りに散らしてみました。ちょっとひと手間加えるだけで見た目も華やかになりますし、栄養価もアップです。

こちらも具材を炒めながらパパッとレンジ加熱できるので、負担なく行っていけます。

230℃に予熱しておいたオーブンでチーズに焼き色がつくまで焼きます。10分もかからず焼き色がついていってくれるので、様子を見ながらオーブンから出してあげてくださいね。
15分でチキングラタンが完成しました!

ちょっとバタバタはしてしまいますが、ホワイトソース作りを含めても15分でできるので、超時短メニューです。ホワイトソース作りといっても具材を炒めていく流れで作れるので気負う必要なしのチャチャッとレシピです。

ホワイトソースを一緒にフライパンで作って時短

材料を切る手間を極力省きたかったので、鶏こま肉を使いました。胸肉ともも肉をミックスしたスーパーで出た余り食材をまとめたものでしょうか。

切る手間なくそのままパックからフライパンに投入できるのは魅力大です。お肉を切ると、まな板の消毒など、こちらも手間がかかるので、こま肉をよく活用しています。

そして、今回のレシピの最大の特徴ですが、ホワイトソースを別で作らず一緒にフライパンで作っていってしまう方法です。具材に小麦粉をしっかり絡ませておくので、だまにならずに滑らかなホワイトソースが出来上がります。

ホワイトソースの失敗のリスクもなく、時短にもなるのでおすすめですよ! グラタンは具材は全て火が通っているので、後は美味しそうな見た目になるまで焼くだけというのもうれしいですよね。

ポテトグラタンのアレンジ

続いて先ほどのマカロニグラタンと同様の作り方で、もう1つポテトグラタンで仕上げるアレンジレシピもお伝えしていきます! マカロニを茹でる時間がいらないのでこちらの方が作るのが楽です。

【材料】(3人分)
ジャガイモ 中2~3個
ベーコン ミニパック1袋
玉ねぎ 1/2個
しめじ 1/2パック
牛乳 300cc
小麦粉 大さじ1
とろけるチーズ 適量
パン粉 適量
塩・こしょう 少々

【作り方】
1.ジャガイモは細切りにし、玉ねぎやキノコ・ベーコンと一緒に炒める。

ジャガイモの切り方も決まりはなくスライスでもいいのですが、量が多く見える細切りで今回作ってみました。

ジャガイモの下茹ではなしです! 細切りなので炒めているうちに火が通っていきますし、最後はオーブンで焼くので下茹でしなくてもホクホクになりますよ。

2.野菜に油が回ったら小麦粉を入れ、具材とよく混ぜ合わせる。

3.小麦粉が具材に馴染んだら牛乳を加えとろみが出るまで加熱する。

4.耐熱皿に具材とソースを入れ、上からチーズとパン粉をかけたらオーブンで焼く。

230℃のオーブンで焼き色がつくまで焼いていく。

今回も8分ぐらいで焼き色のついたポテトグラタンが完成しました! ジャガイモは炒めている時点ではまだちょっぴりシャキシャキしているぐらいでも大丈夫です。最後の焼き上げでホクホクに仕上がっていきますよ。

具材にベーコンを加えたので、ベーコンのコクと塩・コショウで風味良く仕上がっていますが、味が足りなく感じたら具材を炒める時にコンソメを少々加えてみてください。

とろとろで美味しくポテトグラタンも仕上がっています! 温まってホッとする時間を過ごせるので試してみてくださいね。

マカロニを使わず時短

基本的にはチキングラタンと時短ポイントも同様ですが、こちらのポテトグラタンはマカロニを使う必要がないところがポイントです。

マカロニを別に茹でる必要がないので「15分で夜ごはん」実現に余裕が持てるはずです。ジャガイモも下茹でなく、すぐに炒めていけるので余分な手間がいりません。

ポテトグラタンに使う材料も今回使ったものだけでなく、お好みのものに置き換えることができます。ベーコンの代わりにウインナーでもOKですし、自分好みのグラタンを作ってみてくださいね!

まとめ

グラタンの時間や手間がかかるポイントはホワイトソース作りですよね。ホワイトソースは失敗もしやすいですし、鍋から目が離せないので何かと大変です。

そこで、今回はホワイトソースを単独で作るのをやめてみました!「そんなので大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、大丈夫なんです。

今回は具材を炒めながら、ホワイトソースも作っていく方法です。この作り方でもしっかりといつものホワイトソースのように仕上がっていくので、ぜひ超時短レシピを実践してみてくださいね。