スープが恋しい季節になりました。今回は、時間が足りない毎日にぴったりの、簡単で栄養満点なスープをご紹介します。一気にたくさん作っておけば他のレシピにアレンジできるので、数日間お夕飯づくりが楽になりますよ。材料も旬のお野菜やおうちにあるものを活用できるので、お手軽で経済的!ぜひ一度お試しください!

栄養満点野菜スープのレシピ

前日に食材を刻んでおけば、帰宅してたった15分で大人も子供も大満足な栄養満点スープの出来上がり。前日に仕込みをしておく手間はありますが、一度に多めの分量で作ってしまえば、その後様々なお料理にアレンジ可能。数日間分の仕込みをしていると思って一気に仕上げましょう!

【材料】(5~6人分)
※たっぷり作り、残った分を他のレシピに応用するため、多めの分量にしています。
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
ブロッコリーの芯 1本分
ごぼう 1/2本
れんこん 100g
セロリ 1/2本
薄切りベーコン 4枚(50g程度)
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1
胡椒 適量

【作り方】
<前日準備>
材料を食べやすい大きさ(おおよそ7~8mm角)に切っておく。ブロッコリーの芯は固い皮の部分は除いて中心の白い部分のみ使う。ごぼう・れんこんは火が通りにくいので、一回り小さめに切ると良い。

<当日調理>
1.鍋にオリーブオイルを熱し、前日刻んでおいた材料を入れて全体に油がまわる程度に炒め、塩小さじ1/2をふる。
2.材料が浸る程度に水を加え、中火にかける。沸騰したら弱火にし、すべての食材に火が通るまでアクを取りながら煮る。
3.塩(分量外)、胡椒で味を調える。

野菜を刻んで入れるだけ!様々な野菜で試してみよう

冷蔵庫にある野菜や、スーパーで安く売っている旬の野菜を集めてみましょう。基本的にはどんな野菜でも大丈夫。おすすめは、玉ねぎやにんじん、じゃがいもなどの根菜類、きのこ類、それからセロリや長ねぎなど香りのある野菜です。ごぼうやれんこん、トマトなどもおすすめ。

キャベツなどの葉野菜や、小松菜などの青菜は、他のレシピに応用する際、加熱を重ねるごとに食感が「くたっ」としてしまいます。気になる方は避けたほうが良いでしょう。(我が家は気にせずいれていますが)

10分でアレンジ!挽肉を加えてキーマカレーに

スープが残ったら、挽肉とカレールーを加えてキーマカレーにアレンジしてみましょう。

【作り方】
1. スープから具材を取り出し、別の鍋に移します。(汁気を少なめに、食べる量だけ取り出すのがコツです。)
2. (1)とだいたい同じ量の挽肉を加えます。挽肉の種類はお好みのものでかまいません。

3. 中火にかけ、挽肉を崩しながら火を通します。
4. 挽肉の色が変わったら火を止め、カレールーを1ブロック×人数分加えて溶かします。(2人分の場合は2ブロック)
5. ルーが溶けたら味を見て水加減を調整し、弱火にかけながらとろみをつけます。

味がきちんと仕上がっているスープを活用することで、挽肉に火を通すだけで簡単に、また少しのルーでも美味しいカレーが仕上がります。

さらにアレンジ!10分でチーズとホワイトソースでグラタンに

カレーがさらに余ったら、市販のホワイトソースとチーズを使ってグラタンにアレンジすることも可能です。耐熱皿に、マカロニやごはん・マッシュポテトなどを敷き詰め、その上にカレー・ホワイトソース・チーズを順にのせてこんがりと焼くだけ。

カレー・ホワイトソース・チーズの組み合わせを食パンに挟んでホットサンドにするのもおすすめです!

スープで野菜をたっぷり食べよう

いかがでしたか。時間が無い時や野菜不足な時、おうちにある材料で手軽にできる野菜スープ。どんなお野菜でも美味しく仕上がり、野菜をたっぷり食べられるところが嬉しいですよね。ベーコンと挽肉さえ常備しておけば、いつでも思い立った時に作ることができるうえ、アレンジも可能です。

前日準備として記載した野菜を刻む作業も、日々お料理をする時間にちょっと余ったお野菜を刻んでおいたり、ちょっと余った時間に残り物の野菜を少しずつ刻んでおいたりして、冷凍冷蔵保存しておくという方法もあります。ぜひライフスタイルに合わせて作ってみてくださいね。