こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。今回は簡単にレンジでパパッと作れちゃうホワイトソースの作り方をお伝えしていきます!
ホワイトソースはかけるだけでメニューが華やかになるし、満足感も増しますよね! でも、ホワイトソースって作るのが難しかったり面倒…ってイメージも強いと思います。普通のホワイトソース、玉ねぎ入りホワイトソース、豆乳ホワイトソースの3パターンの作り方を紹介していきますね!

基本のホワイトソースの作り方

まずはノーマルのホワイトソースの作り方から見ていきましょう。グラタン、ドリアなどに欠かせない一般的なホワイトソースです。

【材料】(2人分)
バター 大さじ2
小麦粉 大さじ3
牛乳 500cc
塩 少々
黒こしょう 少々

【作り方】
1.バターと小麦粉をボウルに入れる。

2.ボウルに軽くラップをかけて600wで1~2分加熱する。

3.バターが溶けたらレンジから取り出す。

バターと小麦粉を混ぜ合わせてクリーム状になっていればOK。

4.そこに計量した牛乳を少しずつ加えて伸ばしていく。

少しずつ入れてだまにならないようよく混ぜ合わせていく。

5.滑らかに仕上がれば完成。

塩・黒こしょうで好みに味を調える。

初めにバターと小麦粉を加熱したら、牛乳は加熱せずにそのまま伸ばしていくパターンのホワイトソースの作り方です。ホワイトソースを通常小鍋で作る時は、弱火でコポコポと煮立たせるようなイメージがあるかと思うので、え?!と感じるかもしれませんが、小麦粉に火が入っているので大丈夫です。

私はチキンピラフの上にかけて、少しチーズを散らしてオーブンで焼き上げ、チーズドリア風に仕上げてみました。ホワイトソースとチーズの相性は言うことなし!ほんのりと味をつけたケチャップライスともよく合います♪

玉ねぎ入りホワイトソースの作り方

なぜホワイトソースに玉ねぎを入れちゃうの?!と思うかもしれません。ホワイトソースに玉ねぎを入れておくと、例えばソースをかけるのがお肉やお魚だったら野菜の栄養がそこで摂れますよね。

忙しいお母さんは、栄養バランスを考えるのも大変だと思います。摂れるところで摂っておく!というのも大事です。また玉ねぎが加わることによって食べ応えも出て、満足感も出てきますよ♪

【材料】(2人分)
バター 大さじ1
小麦粉 大さじ2
牛乳 2カップ
玉ねぎ 1/2個
塩 少々
黒こしょう 少々

【作り方】
1.玉ねぎをスライスする。

2.そこに小麦粉を加える。

だま防止として、たまねぎに小麦粉をしっかりと絡めておくのがおすすめです。

3.そこにバターを加える。

4.さらに牛乳も加える。

5.しっかりと混ぜたらふんわりとラップをして600wのレンジで3分ほど加熱する。

加熱が足りなかったら1分ごとに加熱を足していってください。

6.ホワイトソースにとろみが出たら塩と黒こしょうを少々加えて完成。

今回はチキンピラフの上にかけてみました。チキンピラフは少し濃いめの味付けの味噌醤油味で仕上げてあります。味噌のコクと醤油の辛さにクリーミーなホワイトソースがよく絡んで美味しいです。我が家の定番の一品でもあります。

豆乳ホワイトソースの作り方

最後は豆乳ホワイトソースの作り方です。基本のホワイトソースの牛乳を豆乳に置き換えるだけです。なので、これまで同様とっても簡単です。

牛乳は乳脂肪がある分、コクのある仕上がりとなりますが、豆乳を使うとあっさりめの味にはなります。とはいえ豆乳ならではのまろやかさが加わって、とても美味しいですよ!

豆乳ベースのホワイトソースは牛乳とはまた異なる魅力があります。和風味のピラフなどと相性がいいので試してみてくださいね!

【材料】(2人分)
バター 大さじ1
小麦粉 大さじ1
豆乳 2カップ
塩 少々
黒こしょう 少々

【作り方】
1.耐熱ボウルにバターと小麦粉を入れる。

2.ラップをふんわりとかけて600wのレンジで1分ほど加熱する。

バターが完全に溶けていたらレンジから取り出す。

3.バターと小麦粉をしっかりと混ぜ合わせる。

バターと小麦粉が溶けたところに、豆乳を加えていく。

4.混ぜ合わさったら、ふんわりとまたラップをかけて600wのレンジで2分加熱する。

レンジから取り出してとろみがついていなかったら30秒ごとに加熱していってください。ボウルの下に小麦粉が固まりやすいので、しっかりと下からすくい上げるように混ぜていくのがポイントです。

5.とろみがついたら塩と黒こしょうで味を調えて完成。

とろみが足りないかな?と思っても、少し時間を置くと写真のように表面にグルテンの膜が張り、混ぜ合わせていくととろみが増します。

これはどのホワイトソースにも共通することなのですが、やや早めかな?というところでレンジから出して少し様子を見るのが失敗しないポイントになります。

豆乳ベースのホワイトソースは通常のホワイトソースとはまた異なる魅力があり、豆乳の方が好き!という方も結構いるのではないかと思います。その一方で豆乳の風味が気になる…という方もいるかもしれません。

豆乳の癖が気になる場合は小さじ1/2~1杯程度の味噌を隠し味に加えると癖が消えて食べやすくなりますよ。風味もアップするので一度試してみてくださいね!

まとめ

レンジを使うとわずか5分ほどでだまのないホワイトソースを簡単に作ることができます。「ホワイトソースは面倒くさい!」という従来のイメージを、少しはかき消すことができたのではないでしょうか?

またアレンジ次第でホワイトソースにバリエーションを持たせることもできるのです。どのレシピのホワイトソースを選ぶかはお好みとなりますが、どれも手間なく簡単で失敗なくチャチャッと作れるホワイトソースなので、是非使いたい料理に合わせて使い分けてみてください♪