フレンチトーストはふんわり食感ながら食べ応えがあって朝食やブランチにも人気です。またいつものフレンチトーストもちょっとアレンジするだけで、ひと味違う味わいを楽しむことができます。そこで今回は休日のゆったり朝時間におすすめの美味しいフレンチトーストアレンジをご紹介します。

たっぷりフルーツでフォトジェニックに

フレンチトーストは、牛乳と卵、砂糖を加えた液に食パンを浸し、フライパンでこんがり焼いて作ります。一晩浸すと中までしっかり染み込みますが、「思い立った時にすぐ食べたい!」なら、耐熱皿に浸して片面ずつレンジで30秒ほど加熱するだけでも作ることができて手軽です。

適度な焼け目が美味しそうに感じるポイントなので、弱火で焦がさないように気をつけながらじっくり焼きましょう。

今の時期なら、フレッシュなイチゴを彩りよく散らすとフォトジェニックな1皿に仕上がります。あれば冷凍のミックスベリーもプラスしてグリーンのハーブを添えればカフェプレートのできあがりです。

休日のブランチに家族の歓声が聞こえてきそうですね。

デザート感覚で楽しむココア味

ココア風味のフレンチトーストは、朝食だけでなく3時のおやつにもぴったりで、デザート感覚で楽しむことができます。

牛乳にミルクココアを溶かし、卵を加えてよく混ぜてから食パンを浸します。ダマにならないようにミルクココアは少量の牛乳で伸ばしておくときれいに混ざります。

また、市販のミルクココアは加糖タイプが多いので、甘みはお好みでプラスしましょう。こちらもレンジ加熱でしっかり中まで味を染み込ませてから焼きます。

仕上げに粉砂糖を振りかけても良いですし、写真のようにココアパウダーをふりかければ、ココアの香りで幸せなデザートプレートに!

チーズ味の甘くないおかず系フレンチトースト

フレンチトーストといえば、先にご紹介したような甘いおやつ系の朝食やブランチのイメージですが、少しアレンジして卵と牛乳にチーズを加えたおかず系の甘くないフレンチトーストは「朝から甘ったるいものはちょっと苦手…」という方も美味しく食べることができます。

作り方は普通のフレンチトーストとほぼ同じです。食パンは半分にカットしてから、包丁でポケット状の切り込みを作り、そこにピザ用のチーズを詰めこんで焼きます。

表面にチーズをまぶすと両面焼いているうちに流れてしまって焦げやすいですが、パンのなかに挟み込むことでとろけたチーズの味わいも楽しむことができます。また、卵と牛乳を混ぜ合わせた液には砂糖ではなく塩コショウを振っておき、ベーコンとともに焼けばできあがりです。

カリッと焼けたベーコンとチーズ味のふんわりフレンチトーストがよく合います。

週末やゴールデンウィークなどゆったり朝食やブランチを楽しめるときに、ちょっと贅沢なフルーツたっぷりのフレンチトーストや塩気がきいていて食べ応えのあるフレンチトーストなどいろいろなアレンジで家族との食事時間を楽しんでみてくださいね。