【簡単パン作り】発酵なし!炊飯器やフライパンでふわふわにできる
こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。今回は極力簡単で無駄な手間なく作れるパン作りのレシピを紹介していきます!
焼きたてのふわふわパンってすごくおいしいですよね。パン屋さんのパンが焼きあがる時間を見計らって買いに行くという人もいるほどです。そんなふわふわの焼きたてパンを自宅で簡単に再現できたらいいなって思いませんか? 発酵なしの簡単手ごねパンを炊飯器で炊き上げる方法、フライパンで焼いて作る方法の2種類をご紹介します♪
簡単発酵なし!薄力粉で作れちゃう手ごねパン
パンを作るというと、発酵をしなければいけないというイメージがありますよね。でも、今回ご紹介するレシピは極力手順も少なく、材料もなるべく自宅で揃うもので進めていきます!
強力粉を買ったけど、パンを作り終えたら余らせてしまった…なんてことにならないように、家庭で消費しやすい薄力粉とベーキングパウダーで作れるレシピです。
そしてパン教室の先生に習った手ごねパンのコツも一緒にお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください♪
炊飯器で作れる!簡単手ごねパンのレシピ
まずは、炊飯器で炊き上げる手ごねパンを紹介していきます。5分ほどパンをこねて生地を作ったら、炊飯器のボタンを押すだけです。あとは炊飯器がふわふわパンに仕上げてくれるので、とっても簡単ですよ!
【材料】(4個分)
薄力粉 250g
ベーキングパウダー 大さじ1
砂糖 大さじ2
牛乳 120cc
塩 ひとつまみ
はちみつ 大さじ1
【作り方】
1.順番に材料を加えていく。
どの順番でも大丈夫です!材料を鍋やボウルにどんどん加えていきましょう。
2.生地がひとまとまりになるまで混ぜていく。
3.生地がまとまったら取り出し、手に力を入れて手前から奥へと進むようにこねる。
4.手前から奥へと1回こねたら折り返すように畳む。
こねてたたむの動作を1セットに、どんどんこねていきましょう。だいたい5分ほどこねていると、生地が軟らかく表面にコーティングができたような感触に変わってきます。これは、こねることによってグルテン膜が形成されたからです。グルテン膜が作られたパンはふっくらと焼きあがります。
<ポイント>
グルテン膜が作られていないと、ぽそぽそとした固い食感のパンとなってしまうためしっかりと力を入れてこねていきましょう。
5.グルテン膜ができたかどうか確認する。
生地を軽く指で押して、生地が戻ってくるようだと良い感じに仕上がってきています!
また、上の写真のように生地の端を持って広げてみても、生地がぷつんと切れずに薄く伸びていくようならグルテン膜ができています。グルテン膜ができていないと、広げて時に真ん中あたりに負荷がかかって切れていくので、見極める際のポイントとなります。
6.生地を一つにまとめたら、4等分に切る
<ポイント>
生地を切る際は刃物をギコギコと上下に動かすのではなく、一方向にサッと切って切り口が潰れてしまわないよう注意しましょう。そのほうがパンがふわふわに仕上がりますよ!
7.4等分にした生地をやさしく丸めて閉じる。
8.閉じ口を下にして釜に入れたら炊飯ボタンを押す。
9.竹串を刺して何もついてこなければ完成!
もし、竹串に生地がついてくるようだったら、再度炊飯ボタンを押して加熱してください。
水を使わず牛乳で作っているため、やさしい甘さでクセになるおいしさです。このまま食べるのはもちろん、ジャムを塗ったり、スープと共に食べたりと使い勝手のいいパンです。
炊飯器で炊いたパンとは分からないような本格パンが簡単に作れるので、ぜひ試していただきたいです。
レモンがさわやか!フライパンで作る簡単レモンピール入り手ごねパン
続いて、フライパンでパンを作る方法を紹介していきます。今回も発酵いらずのレシピです。材料を混ぜ合わせたら5分こねて20分程度焼き上げたら完成なので、「パンが食べたい!」と思ってから約30分で焼き立てパンを食べることができるというスピードメニューになります。
今回はレモンピールを練り込んだ爽やかなパンで仕上げてみました。
【材料】(2個分)
薄力粉 120g
ベーキングパウダー 小さじ1杯
砂糖 大さじ1杯
牛乳 40cc
塩 ひとつまみ
オリーブ油 大さじ1
レモンピール 20g
【作り方】
1.牛乳を除く材料をすべてボウルに入れる。
<ポイント>
粉類を合わせたら、様子を見ながら牛乳を加えていってください。こねて様子を見ながら少しずつ牛乳を加えていくのがおすすめです。
2.5分ほどパンをこねていく。
炊飯器のパンで紹介したように、今回も「こねてたたむ」の動作を繰り返していきましょう。
3.グルテン膜のチェックをする。
今回もグルテン膜がきちんとできるまでこねられているかを確かめてみてください。
4.生地ができたらレモンピールを練り込んでいく。
5.生地を伸ばして中央あたりにレモンピールを入れたら、再び練り込みながら馴染むまでこねる。
6.レモンピールを生地に練りこめたら2等分して、軽く油を敷いたフライパンで弱火で焼く。
まんまるの状態で焼くのではなく、おやきのように少し平たく押しつぶしてから焼いてみてください。10分ほど焼いたら裏返してもう一度10分ほど焼いていきます。
<ポイント>
裏返した際は、中まで火が入っていくようにホイルなどで蓋をするのがおすすめです。
7.生地がふっくらと膨らんで竹串を生地に刺して何もついてこなければ完成!
表面はカリッとした感じに焼きあがります。形も焼き加減もおやきのようです。
外はカリッと中はふんわりと、わずか30分ほどで焼き立てパンが仕上がります。中のふわふわなところはもちろんのこと、外のカリッとした部分も食べ応えがあっておいしいですよ!
オーブンで焼くようなパンとは食感が少し異なりますが、おやきが好きな方はこれも好きだと思います。洋風のおやきといった感じの仕上がりです。
今回私はレモンピールでフルーツパンに仕上げてみましたが、中にあんこを包み込んでみるのも和風になりますし、ゆでたウインナーを中に入れて惣菜パン風にしてみるのもいいですよ! いろいろなアレンジができるのが、このフライパンで作る手ごねパンの魅力です。自分好みのパンを見つけて楽しんでみてくださいね。
まとめ
発酵せずに、薄力粉とベーキングパウダーを使って手軽に簡単にふわふわパンを作るレシピをご紹介しました! 自宅にある材料でできるので、思い立った時にいつでもパンを作ることができるのも魅力です。
今回は、炊飯器で炊き上げる方法と、フライパンで焼いて作る方法の2種類を紹介しました。炊飯器だとふわふわもちもちのとても軟らかいパンができ、フライパンだとおやきのような食感の表面こんがり、中がふわふわのパンができあがります。
どちらもおいしいので、その日の気分で作る方法も変えてみるのもいいかもしれませんね! 自宅で気軽に簡単手ごねパンを楽しんでみてください♪
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