子どもが喜ぶ「ひな祭りプレート」を手作り♪ 便利食材を使って時短で
3月3日はひな祭り。とくに女の子のいる家庭ではビッグイベントですよね。ひな祭りの定番メニューといえばちらし寿司、潮汁、茶わん蒸しなど。ただ、我が家の娘はまだ3歳で酢飯も生魚も苦手なこともあり、ちらし寿司はNGです。
そこで、食育の観点からも華やかな行事食を作ってあげたいという思いから編み出した、簡単なのにインスタ映えするプレートづくりを紹介します。時短のポイントは見栄えが良い便利な食材やグッズを使うことです。
準備しておきたい食材は花麩と手毬麩
まず事前に買っておきたい食材が花麩と手毬麩です。どちらもお麩なのでスーパーの乾物コーナーで手に入ります。日持ちがするので前もって購入しておいても保存に困りません。
野菜を花形に飾り切りするのは大変ですが、花麩はお麩だからお湯で戻すだけで簡単にお花の飾りが作れます。お麩は手間いらずで食卓を演出できるので、忙しいママにとってもおすすめ。
手毬麩はひな祭りに向けて販売するスーパーも多いようです。直前に買おうとすると売り切れることも多いので、ご注意ください。ネット通販などでも購入できるので事前に注文しておくのもよいでしょう。ちなみに私は成城石井で216円で購入しました。
なお、ピンクなどの色のついていない薄茶色の花麩も売っていますので、着色料が気になる方はそちらをさがしてみてください。使いかたとしては袋の表示通りにお湯で戻してお吸い物に入れるもよし、私は白だしで薄く味をつけてプレートに盛っています。
三色かまぼこを使って手毬風おにぎり
冒頭にも書いたとおり、娘がちらし寿司をあまり好きではないので、今のところ我が家ではひな祭りには手毬型おにぎりを作っています。
作り方としてはご飯を一口大に丸めて、その周りに細く切った黄緑やピンクの飾りを巻くだけ。ここでおすすめの便利食材が三色かまぼことカニカマです。
過去にきゅうり・錦糸卵・カニカマで作ったこともあります。ちらし寿司を作るついでであれば、食材も重複するのでおすすめです。ただしほかに錦糸卵やキュウリを使う予定がないのであれば、三色かまぼこを使うほうが断然手間いらずです。
【材料】子ども1人分(おにぎり3個)
ごはん お茶碗軽めに1杯
三色かまぼこ 10cmほど
カニカマボコ 1本
【作り方】
- ラップなどを使って一口サイズの丸いおにぎりを3つ作る。
- カニカマボコは指でさき、かまぼこは表面を包丁で薄くそぎ、細長く切り分ける。
- (1)に、(2)をバランスよく巻き付ける。
100均のデコアイテムが使える!
バレンタインシーズンの終わる2月中旬くらいになると、100円ショップの季節コーナーにひな祭りグッズや桜モチーフのアイテムが並び始めます。ここでいくつかアイテムを買っておくと食卓がぐっと華やかになります。今回はひな祭り用デコレーションピックと紙コップ、小さなフォーク型のピックを用意しました。
とくに子どもが喜ぶのは、紙コップと小さなピック。柄のついている紙コップを用意するだけでパーティー感が出て、うちの子どもはとても喜びます。
それから最近の100円ショップではお弁当グッズ売り場がとても充実していますよね。お弁当のデコグッズとして、ウインナーやミートボールに差すだけでかわいくなる小さなピックが見つかると思います。それを行事食の食卓にも使うと簡単にかわいくなります。
ピックの中にはピンチョスにも使えるような柄が長く先のとがったものもありますので、お子様が危なくない長さを選ぶのがおすすめです。
手毬風おにぎりを作って花麩と100均アイテムを使って盛り付けてみました。
常備菜の高野豆腐と冷凍食品のから揚げを使って10分で完成しました。デコレーションピックはフォトプロップスとして使用しました。
もちろん、行事に合った定番メニューを丁寧に作ることも素敵なことです。でもいちばんうれしいのは料理を見たときの子どもの喜ぶ顔、家族にとって良い思い出になったかどうかではありませんか?
便利アイテムの力を借りていつもとちょっと違う特別感を演出することは、ストレスフリーで素敵な抜け道だと思います。忙しい日々のなかでも、食育の観点から“子どもの行事食をしっかりと作りたい”という思いから編み出した時短テク、少しでも参考になれば幸いです。
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