プチプラアイテムでいつもの食卓をパッと華やかに演出するテーブル&フードスタイリストの渡辺有子です。1日の始まりの朝食は元気の源でもあり、素敵なメニューが食卓に並べば気分もあがります。平日は何かと忙しいですが、ゆったり迎える週末の朝には、おうちでおしゃれな朝食を楽しんでみませんか。そこで今回は1品で栄養バランスもよく家族にも人気のピザトーストのおしゃれな食べ方についてご紹介します。

具だくさんなピザトーストを作ろう!

食パンに市販のピザソースを塗ってチーズとお好みの具材をトッピングして焼くピザトーストは、簡単ながら具材を変えることでいろいろな味わいを楽しむことができます。

また、チーズや野菜も1品にたっぷりのせておけば、効率的に栄養を摂取することができて朝食メニューに最適です。

ピザトーストをおいしく作るポイントは耳のギリギリまで、たっぷりチーズをのせておくこと! スライスチーズでも良いですが、ピザ用チーズだと隅まできっちりのせることができます。トロリと溶けたチーズが端までしっかりあれば、一口目からアツアツで濃厚な味わいを楽しむことができますよ。

ピーマンやコーンのほか、ツナやタマネギ、マッシュルームなど缶詰や冷蔵庫にある食材をトッピングしましょう。

スティック状にカットすればオシャレで食べやすく!

厚切りのふわふわ食感のピザトーストは、昔ながらの喫茶店のモーニングメニューで懐かしい味わいですね。

厚切りピザトーストは、食べるときにポロポロと具材が落ちやすいので、写真のように食べやすいスティック状にカットしておくことをおすすめします。焼いてから切るとチーズや具材が流れてしまうので、先に食パンを3等分にカットしてから、チーズと具材を均等に並べて焼くようにしましょう。

耳がついた両端と中央のパン部分では食感も変わるので、飽きずにおいしく食べることができます。いつものピザトーストもスティック状にカットするだけで見た目もオシャレでSNS映えしますよ。

食パンを薄く伸ばしてクリスピー生地風に!

ふわふわの厚切りよりも、ピザ生地に近いサクサク食感がお好みなら、食パン薄く伸ばしてみましょう!

8枚切り(もしくは4枚切りを半分にスライス)の食パンの耳を切り落とし、めん棒でグリグリと伸ばして薄くします。クッキーやパイ生地のように大きくは伸びないので、ギュッと詰まって薄くなれば準備完了です。あとはソースと具材をのせてトースターに入れて、端の部分がカリッとするまで焼けば完成です。

小さなお子さんでもやりやすい作業なので、週末に一緒に準備すると楽しいですね。

丸型に小さく抜いて可愛くアレンジ!

最後は朝食だけでなくキッズパーティメニューにも使えて、一緒にワイワイ作ると楽しい一口サイズの丸いピザトーストです。

材料も食パンを使用するので手軽です! 食パンの耳をカットしてからまな板の上にのせて、セルクル(枠だけの型)や丸いプラケースなどで押さえて型を抜きます。厚切りでも良いですが、型抜きの際に押さえてつぶれるので、力が弱いお子さんなら薄めの食パンを使うとやりやすいですね。

ソースは端までたっぷり塗ってから具材をのせて焼いていきます。パンの部分が小さく具材がチーズとともに流れていきやすいので、できるだけ中央にまとめてのせるようにしましょう。

一口サイズのサクッとした食感の丸いピザトーストなら、スナック感覚でパクパクと食べられて食が進みます。いろいろな具材をトッピングして彩りよく並べるのも素敵です。

おしゃれなピザトーストで、週末にはおいしく楽しい朝食を家族で囲んでみてはいかがでしょうか。