食品スーパーなどで使用するショッピングカートを手掛ける「スーパーメイト」が5月に新発売した子どもが立ち乗りできる「キッズステップカート」=写真=が、子ども連れの来店客から非常に好評を得ており、多くの小売業が導入店を増やし、現在、入荷1ヵ月待ちの状況となっている。

「キッズステップカート」の特徴は、ステップ台に子どもが進んで乗るので、利用者から「(買い物中)子どもが走らなくなった」との声が多く、これまでの「すぐにどこかへ走って行って探し回るだけで大変」という親が抱えていた課題を解決したことが支持拡大につながっている。

さらに、従来のカート同様、幼児用の幼児座席も備わっているので、子どもを二人連れての買い物時も、カート一つで、子ども二人と荷物を一度に乗せられることで、買い物時の負担が軽減したこと。さらに同カートの側面は、子ども向けのかわいいどうぶつキャラクターのパネルを配していることも好評の理由に挙げられている。

また、同商品は子どもが立ち乗りする仕様でも、ショッピングカートのSG基準(製品安全協会認証)を満たしている。参考価格は1台税別3万6389円。

◇日本食糧新聞2018年11月2日号の記事を転載しました。