特大の「佐世保バーガー」どうやって口に入れる?アメリカ流は豪快に…
長崎在住たべぷろ編集部員のミッキー純人です。長崎県佐世保市には、全国的にも有名になった「佐世保バーガー」が存在します。
今でこそ、町おこしの一環として「○○バーガー」と名付けられたご当地ハンバーガーは各地で増えてきましたが、佐世保バーガーはそれらのご当地ハンバーガーとは一線を画しています。実は佐世保は、日本におけるハンバーガーの発祥の地なのです!
今回、そんな“元祖ハンバーガー”を本場流の食べ方で食してみました。
佐世保の米軍基地から日本にハンバーガーが広まった?!
佐世保には戦後から現在に至るまで米海軍が駐留しており、その米軍基地で海兵隊さんたちが食べていたハンバーガーを地元の日本人が見よう見まねで作ったのが、日本におけるハンバーガーのはしりといわれています。
ということは、佐世保バーガーは日本の元祖ハンバーガーといえるわけですね。米軍基地から始まっただけあって、佐世保バーガーは何といってもそのビッグサイズが目を引きます。今回食べたのは、佐世保バーガーの名店「ログキット」の特大ハンバーガーです。
こちらのお店で一番大きい佐世保バーガーが、スペシャルバーガー(880円)です。数ある佐世保バーガーのお店の中でも特大サイズのこのハンバーガー、男性でも一つ食べるだけでお腹いっぱいになるボリュームです。
そのサイズはというと、直径約15cmに重量は約500gです。マクドナルドのビッグマックが225gですから、ビッグマック2個分以上の重量感です。しかも、中身はパティに加えて極厚ベーコン、エッグ、トマト、レタス、オニオンと豪華。
こんなに大きいと、口をどんなに開けてもうまく食べられそうにないのですが、どうやって食べるのでしょうか? 実は、アメリカ流の豪快な食べ方があるんです。
佐世保バーガーは押しつぶして食べる!
佐世保バーガーはサイズがあまりに大きすぎるため、普通のハンバーガーのように上品に食べるのは困難です。そこで、アメリカ流の食べ方が薦められています。それは、ハンバーガーの上から手でギューッと押しつぶして食べる!という豪快なものです。
口を大きく開ければかぶりつけるほどにつぶれれば、準備はOK。さっそくガブリと食らいつきましょう。佐世保バーガーはボリュームもすごいですが、味も最高です。ジューシーなパティと分厚いベーコン、エッグが混然一体として、これぞジャンクフードの真骨頂です。
佐世保バーガーは最高にアメリカンなハンバーガー
ジャンボサイズの佐世保バーガーは、食べても食べてもなかなか減りません。カップルなら1個を2人でシェアしてもいいくらいです。もし食べきる自信がないのなら、少し小さめサイズの佐世保バーガーもありますので、そちらをチョイスするのも手です。
日本ではなかなかお目にかかれないアメリカンな佐世保バーガー。長崎に来られる際には、ぜひ佐世保で日本の元祖ハンバーガーに挑戦してみられるのはいかがでしょうか?
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