こんにちは「お魚クリエーター」こと石原です。だんだんと暑くなってきましたね。こんな時、さっぱりしたものが食べたくなりませんか!?
今回は皆さんもよく食べる「かつお(鰹)」を取り上げたいと思います。食欲がない時にもってこい!「かつおの南蛮漬け」は野菜も摂れて身体にも優しいです。

かつおの効能

初鰹のこの時期、刺身やたたきで食べることが多いと思います。私もよく刺身で食べますが、皮付きも好きでバーナーで炙ってタタキにして食べると香ばしさも加わり食欲が一層増します。わらで焼くほうがなお一層風味が増しますが、、、

かつおにはビタミンB群が豊富に含まれ、特にビタミンB6は、腸で吸収され皮膚の内部に到達し、ダメージを受けた細胞に働きかけ、細胞分裂を促す働きがあります。つまりお肌を再生する手助けをし、美肌を作ってくれます。

また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含みます。カリウムも多く含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。

かつおの南蛮漬けの作り方

■材料 (2人分)

  • かつおの刺し身(さく) 約200g

<下味>
しょうゆ 大さじ3
酒 大さじ2
しょうがの絞り汁 1かけ分

  • なす 1個
  • ピーマン 1個
  • ねぎ 1/4本
  • にんじん 約40g

<合わせ調味料>
柚子コショウ 小さじ1

<マリネ液>
だし汁 100cc
酢 60cc
濃口醤油 大さじ1.5
塩   小さじ1
砂糖 小さじ2

  • 片栗粉 適量
  • 揚げ油

■作り方

  1. かつおは厚さ1cmに切り、下味の材料とともにバットに入れ、10分くらい漬けておく。なすはへたを切って乱切りにする。
  2. ピーマンはへたと種を取り除いて輪切りにし、ねぎ、にんじんは長さ約3cmに切る。ボールにマリネ液と柚子コショウを混ぜ合わせ、砂糖が溶けたらピーマン、ねぎ、にんじんを漬けておく。
  3. かつおは汁けをきって片栗粉を薄くまぶす。揚げ油を中温(170℃。片栗粉を同量の水で溶いて数滴落とすと、鍋底近くまで沈んですぐに浮き上がる程度)に熱し、なすを素揚げしてマリネ液に漬ける。次にかつおをきつね色になるまで揚げ、油をきってマリネ液に漬ける。約15分味をなじませたら、器に盛る。

※揚げ物がいやな方は、フライパンで焼いてもOKです。またお好みで酸っぱさや甘さは酢や砂糖で調整してください。柚子コショウは多く入れると辛いので、ちょっとずつ入れて調整してくださいね。

食欲が減退している時にぜひお試しあれ!