日本の技術、デザイナー、エンドユーザーから成るものづくりコミュニティーを活用し、新価値を創造する究極のファブレスメーカーTRINUS(トリナス)社は、森永製菓との共同開発製品として、ミントチップ(割って食べる新感覚ハードキャンデー)「TiMES(タイムス)」をトリナスのWebサイトで7月31日から限定発売した。

ラテン語で「三位一体」を意味する「トリナス」は、日本の技術、デザイナー、エンドユーザーの三つを取り成すオープンなものづくりコミュニティー。14年12月のサービスリリース以降、日本全国からユニークな技術シーズを発掘し、ものづくりコミュニティーの力で革新的なプロダクトを多数生み出してきた。

今回は森永製菓とコラボし、同社が持つ技術の中から「溶けにくい食品素材LSA(エルサ)をテーマに、商品コンセプトとデザインを公募し、誕生したのがガムの持続性とタブレットの手軽さを併せ持ったミントチップ「TiMES(タイムス)」だ。

森永独自の特許技術である「LSA(エルサ)」から生まれた「TiMES」は、40分溶けずにメントールの爽快感を長く体感できる。持ち運びに便利なスタイリッシュな包装形態を採用しさっと割って口の中へ入れる。

ミントチップとは、薄くて軽く割って食べるキャンデーの新しいコンセプトで、取り出すときに音が出ず、薄くて小さいので舐めていても目立たない。40分間口の中にとどまるため、リフレッシュして集中したい会議中や口臭が気になるデート中、眠気を防止したい運転中など、さまざまなシーンで利用できる。今回は数量4000個のWeb限定販売

発売後の市場の評価次第で、将来的に森永製菓が全国販売を行う可能性がある。

▽商品サイズ=幅18mm×長さ100mm×厚み2.7mm▽内容量=10粒分(1シートに9の切れ目が入り、10粒に分けられる)▽価格=350円・送料300円(税込み)▽フレーバー=ペパーミント

◇日本食糧新聞2018年8月6日号の記事を転載しました。