朝は誰でも忙しいですよね。特に忙しいのが朝食を作る人。一日の中で朝食が一番肝心!といっても過言ではありません。
そこで、忙しい朝にぴったりな献立をご紹介! 基本さえ覚えれば、毎朝の朝食作りも苦になりません。おいしい朝ごはんで一日元気に過ごしましょう。

調査結果や研究でも明らかになっている「朝食」の重要性

厚生労働省の平成27年「国民健康・栄養調査」の結果では、朝食の欠食率は、男性14.3%、女性10.1%であり、年齢階級別にみると、男性は30 歳代で最も高く25.6%、女性は20 歳代で最も高く25.3%です。

朝食の欠食率の年次推移(20 歳以上、性・年齢階級別)(平成17~27 年)(単位:%)

文部科学省は、子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切なことから、平成18年から朝食の重要性と早寝早起き朝ごはん国民運動を推進しています。

講師がうかがい、料理講習会も開催できます!

栄養改善普及会では、35年前の昭和57年からから「元気のでる朝食運動」を実施しています。これは当会で食事調査をした結果、バランスの良い朝食の献立の人は、1日の食事バランスが良いことから「朝食の重要性」を感じて、講習会を始めました。

子どもだけではなく、どの年代にも朝食は重要です。忙しい朝でも栄養3色で朝食作りをすれば、バランスの良い朝食になります。
料理講習会を開催ご希望の方は、当会までご連絡ください。

朝食づくりの「3S」 -作る人も食べる人も忙しい朝に-
・おいしくSweet
・早くSpeed
・安全Safety

数ある朝食レシピから「から揚げのおにぎらず」を紹介します

から揚げのおにぎらず

【材料】4人分(8個)
ごはん(米3合分) 約1kg
いりごま(白)   大さじ2~
とりむね肉   240g
レンジでチンする
からあげ粉    25g
焼きのり(全形)  4枚

【作り方】

  1. とり肉は8枚のそぎ切りにして、水気をふく。ポリ袋にとり肉とから揚げ粉を入れ、均等にから揚げ粉をまぶす。
  2. さらにキッチンペーパーを敷き、(1)がくっつかないように並べ、電子レンジでラップをかけずに600wで約5分30秒加熱する(取り出してキッチンペーパーは取り除く)。
  3. 温かいご飯に、ごまを加えさっくり混ぜ、8等分する。
  4. ラップを広げ半分に切ったのりをのせ、のりの手前半分に(3)をのせて、から揚げをのせる。
    のりをかぶせ、敷いてあるラップで包む。好みでレタスなどの野菜をはさんでもよい(今回は「SHOWAレンジでチンするから揚げ粉」を使用しました)。