キユーピーは8月16日、スティック野菜が手軽に楽しめる「ディップソース」シリーズ(2品)を全国発売する。野菜をそのままつけて楽しむ個食タイプのディップソースで、温め不要のカップ容器入りとして提案する。普段の食事以外にも弁当や家飲みなどの幅広いシーンで活用できる。年間販売目標は3億円(小売ベース)。

同シリーズは、そのまま使用することが可能な食べ切りサイズのディップソース。同社では13年8月に「ディップソース」(45g)を発売したが、1回で食べきれないという声が寄せられていた。

今回投入する新シリーズでは1個当たりの容量を45gから25gに見直し、2個入りとして商品化。ファストフードなどでもなじみの深いブリスターパックを採用し、より身近にディップを楽しめる新シリーズとして提案する。

展開するのは、外食でも人気が高い「バーニャカウダ味」と「チーズフォンデュ味」。「バーニャカウダ味」はアンチョビーとニンニクのうまみを、「チーズフォンデュ味」はチーズのうまみをそれぞれ生かし、いずれもコクのある味覚設計とした。

主要ターゲットには健康を意識して野菜を食べたいと思っている20~40代女性や、ディップを楽しみながら野菜を食べたい生活者を想定する。ともに税抜き144円。

◇日本食糧新聞の2018年7月20日号の記事を転載しました。