ローストビーフの本場イギリスならではのおいしい食べ方【6月10日は、ローストビーフの日】
イギリス在住のたべぷろ編集部員・ayumiです。イギリス伝統料理の「ローストビーフ」は、パブ料理の定番の人気メニューとなっています。イギリスにはどんなに小さな町や村にもパブはあり、イギリス人の生活に欠かせません。どのパブへ行ってもローストビーフを食べることができます。
6月10日はローストビーフの日となっています。日本の和牛も美味しい食べ方があるのを海外へ広める日です。イギリス料理はまずい?と言われることがあるので、イギリスの料理も本当は美味しいと伝えたいです!
ローストビーフの美味しい食べ方は、グレービーソースか決め手!
「ローストビーフの日」は、ローストビーフギフト の通販をしている「たわら屋」が制定しました。日本和牛を使用したローストビーフの美味しさを広めていくことを目的にしています。日付は『ろ(6)ーすと(10)」』の語呂合わせから決まりました。
日本では、ローストビーフ丼が人気の食べ方となっていますが、イギリスでの伝統的な食べ方は、牛肉の塊をオーブンでしっかりと焼き、つけあわせにポテト、キャロット、パースニップなどの野菜をローストして食べます。
ローストビーフを美味しく食べられる食べ方としては、私は「グレービーソース」が決め手になると思っています!ローストビーフを焼く時の肉汁に野菜からベジタブルストックを取り、混ぜ合わせてグレービーソースを作ります。それぞれの家庭の味が出るんですよ!
めんどうくさいと思うイギリスの人は、市販のグレービーソースを買います。レトルト食品に頼る人たちが多いために、イギリス料理はまずい!と言われるのではないでしょうか・・・?
ローストビーフの付け合わせのヨークシャープディングもイギリス伝統料理です!
またローストビーフのつけあわせには、イギリスの伝統的な「ヨークシャープディング」と呼ばれるパイ生地のようなものを一緒にいただきます。
サクサクした「ヨークシャープディング」は、ローストビーフのような肉料理には欠かせません。また「ホースラディッシュソース」というワサビをつけて食べます。ワサビは、少し日本の食べ方と似ていますね。
「ヨークシャープディング」も全て手作りできます。私は、子どもも大好きなローストビーフは、身体に良いように全てを化学調味料や保存料なしで手作りしています。
イギリスの日曜日は、家族でまたはパブでサンデーローストを食べる日!
日曜日の遅い昼食は「サンデーロースト」と呼ばれ、昔からの慣わしで家族みんなで食卓を囲み、ローストビーフを切り分けて食べ、のんびりと日曜日を過ごします。イギリスのパブでは、日曜日は「サンデーロースト」を食べる人たちが多いです。
サンデーローストは主にローストビーフを食材としますが、ラム、ポーク、チキンのローストとイギリスの季節ごとのイベントによって食べ方も変わってきます。イギリスでは昔からの伝統を大切にしています。
ローストビーフが残った時のイギリス流の食べ方!
ローストビーフが残ったら、翌日月曜日はローストビーフのサンドイッチを食べる人たちが多いです。ローストビーフのサンドイッチの食べ方は、マスタードか、ホースラディッシュソースを薄く塗って食べるのがイギリス流。日本でも、ローストビーフが余った際には、サンドイッチにしてみてはいかがでしょうか。
イギリスの料理は、ローストビーフにようにローストした肉料理が多いですが、ハーブなどで食材に味付けしていたりと、シンプルですが食材そのものの味わい深さを引き出し、オーブンの温度調節もバッチリで肉汁を使い美味しいソースを作り、とっても美味しい食べ方ができます。
繊細な感じはないかもしれませんが、イギリスの料理は美味しいですよ!
また、イギリスのパブで美味しいビールを飲みながら食べるローストビーフは、格別においしいんですよ!
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