「歌舞伎フェイスパック」を販売する一心堂本舗は、17年バレンタインで話題となった将棋の駒を精巧にチョコレートで再現した「Shogi de Chocolat(将棋 デ ショコラ)2018年版」を羽生善治竜王の推薦コメント入りリーフレット付きで発売。また、数量限定で40個の駒が全て揃った「将棋 デ ショコラ限定版全駒セット」も発売する。

同品は、日本人であれば誰もが一度は手にしたことがある将棋の駒を精巧に原寸大で再現したチョコレート。実際の駒と同様、王将・飛車・角行・金将・銀将・桂馬・香車・歩兵の8種類を1セットとして商品化し、17年バレンタインには、発売開始数時間で通信販売の予定数量を完売し、再発売後もすぐに完売という話題の商品となった。

将棋チョコを持つ羽生善治竜王(右)と戸村憲人代表取締役

18年版は、永世七冠という偉業を成し遂げ、国民栄誉賞受賞も決まった羽生竜王からの推薦コメントを掲載したリーフレット付きで新たに発売。また、将棋コラムとして、話題となった加藤一二三九段と藤井聡太四段の「年の差62歳の対局」も写真入りで紹介している。

羽生竜王は、「タイトル戦では対局中に対局者が希望するおやつが供されます。開催地の特産の果物であったり、お菓子や飲み物ですが、読みに没頭する脳には程よい甘みと苦味のあるチョコレートは最適で気持ちをリフレッシュして対局に臨めます」とコメント。

22日から将棋会館(東京)、東急ハンズ、ロフト、一心堂本舗通信販売、直営店東京スカイツリータウン・ソラマチ店などで販売。価格は8個入りで1400円(税込み)。

限定版全駒セットは、チョコレートの駒を各1個ではなく、本物と同じ全部の駒数をという声に応え同社通信販売のみで発売。実際の将棋と同じく、全40駒が1セットになった高級感とボリューム感を兼ね備えた商品で、通常のビタースイートチョコレートとホワイトチョコレート2色の「白黒つける」限定仕様とした。販売は1月30日から一心堂本舗の通信販売のみの取り扱いで数量限定。価格は1万円(税込み)。

◇日本食糧新聞の2018年1月24日号の記事を転載しました。