カルビーは2日、人気シリーズの「じゃがりこ」から「じゃがりこ北海道ザンギ味」を道内と東北地方のコンビニに地域限定で販売した。16日からはスーパーなどでも販売される。同社は地域限定の定番商品として「じゃがりこ地域の味」シリーズを全国で販売。各地域から「関東のりだし味」など4種類を同時販売した。

今回の「北海道ザンギ味」に関しては、ジンギスカン、スープカレー、ホタテなどの十数種類の北海道グルメからアンケートを取り、最もジャガイモとの相性も良く、道民に親しみのあるザンギを選んだ。

開発には北海道支店の若手プロジェクトチーム4人を中心に、試食や試作を繰り返し、製品化した。ザンギと唐揚げの違いを表現するのに苦労したという。同商品は鶏肉のうまみやショウガ、ニンニクを利かせた味わいが特徴的で王道の味を意識している。なお、通年販売で価格は税込み150円前後。

プロジェクトチームの加藤慶子氏は「北海道で育てていきたい気合の入った商品に仕上がった。今後も、地域に密着した商品作りで、より一層北海道を盛り上げていきたい」と意気込んだ。

◇日本食糧新聞の2017年10月6日号の記事を転載しました。