名古屋駅を拠点に駅弁や給食などの事業を手掛ける松浦商店(名古屋市中村区)は12月1日、人気のスイーツ「ぴよりん」をモチーフにしたお弁当の第2弾「おむすびぴよりん」を発売した。同社の看板商品にも使われている2色そぼろをアレンジし、ぴよりんの愛らしいフォルムを再現した。

第1弾のぴよりん弁当と同様に名古屋駅のみで1日約200食限定で販売する。鶏そぼろをまとわせた鶏だしご飯とウズラの煮卵を使ったおむすびと、卵そぼろをまとわせた梅干しの塩むすびの2個入り。鶏そぼろと卵そぼろには、名古屋コーチンを使用した。

松浦浩人社長は「当社の駅弁で最も歴史がある天下とり御飯とのコラボで、ぴよりんのかわいさをそのまま形にしたお弁当が完成した。伝統の味を堪能していただき、日本の駅弁文化を知ってもらうきっかけにもなればよい」と話す。

商品価格は税込み680円、販売期間は未定としている。

◇日本食糧新聞の2023年12月15日の記事を転載しました。