辛子めんたいこなどを製造・販売するやまやコミュニケーションズは、九州産をはじめとした旬の素材に、腸まで届く乳酸菌LP-17を組み合わせて生まれた食品ブランド「ユサンチェ(乳酸菜)」シリーズの新商品として夏野菜を使用した夏季限定商品を7月下旬からユサンチェ公式ホームページおよび同社の旗艦店であるやまや総本店で順次販売している。

「ユサンチェ(乳酸菜)」は、「乳酸菌=ユサングン」+「野菜=ヤチェ」という韓国語に由来した造語。良質な乳酸菌を取る韓国の食文化と、微生物の力を生かす日本の発酵食文化の二つの力を掛け合わせ、内側から快調な生活をサポートすることを目指している。

乳酸菌LP-17は、植物の健康と微生物との関係について研究している東京大学の難波成任名誉教授が、植物性微生物の中から「生きて腸まで届く」優秀な植物性乳酸菌を新たに発見。培養に成功した乳酸菌。

夏季限定新商品は「ユサンチェ〈冬瓜・枝豆・赤玉ねぎ〉」「同〈レッドキャベツ・赤玉ねぎ・みょうが〉の2種を発売。さらに「パンドレッシング〈コーン〉」「フルーツソイバター〈ブルーベリー〉」も発売。夏野菜は栄養価が高く、色鮮やかでみずみずしくジューシーな味わいが特徴。

また、夏野菜に含まれるビタミンC、ビタミンEは「抗酸化ビタミン」とも呼ばれており、体内の活性酸素を除去する役割を果たす。さらに、水分やカリウムを豊富に含むものも多く、体温を下げてくれる効果も期待できる。

◇日本食糧新聞の2023年7月31日号の記事を転載しました。