こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です!アレンジしやすくて火の通りも早いお肉といえば挽き肉ですよね。挽き肉は普通のお肉よりも安価で手に入りやすいですし、かさ増しもしやすいので節約にもつながります。とはいえ、挽き肉を買うとついハンバーグにしてしまうなどレパートリーに悩んだりはしていませんか? 今回はいつものハンバーグをちょっぴりアレンジして楽しめるレシピを2つ紹介していきます。少量の挽き肉でお腹が満足できるように、今回は両方のレシピに腹持ちのいい卵を使ってみました。卵×挽き肉のアレンジレシピを是非試してみてくださいね。

コロコロ可愛い!スコッチエッグを作ろう

まずご紹介するのは、スコッチエッグです。普段ハンバーグを作る時と同じたねで、真ん中に茹で卵を入れるだけ。たったそのひと手間ですが、食べ応えもアップしますし、なんだか手の込んだ御馳走感まで出るのでおすすめです。

【材料】(4人分)
合い挽き肉 200g
玉ねぎ 1個
舞茸 1/3株
パン粉 大さじ1
卵 1個
塩コショウ 少々

ゆで卵 3個

小麦粉 少量
ソース 大さじ2
ケチャップ 大さじ2
バター 大さじ1

【作り方】
1.玉ねぎと舞茸をみじん切りして、バターでしんなりするまで炒める。

けっこう量が多く見えますが、炒めていくうちにしんなりとしてくるので、ちゃんと挽き肉と馴染んでくれるので大丈夫です。野菜をたくさん加えることで栄養価アップと節約を兼ねています。

2.卵とパン粉を加えて粘り気が出るまでよくこねる。

塩コショウも少々加えて味を整えてください。お好みでナツメグなどを加えても美味しくなりますよ!

3.茹で卵の表面にまんべんなく小麦粉をまぶす。

4.挽き肉だねの真ん中にハンバーグを入れ俵型にしたら、表面にパン粉をサッと付けて焼いていく。

パン粉を表面に付けることでサクサクと食感の良さを楽しんでもらえます。スコッチエッグは油で揚げて作ることが多いですが、ヘルシーに仕上げられるのと、時短の目的で多めの油で焼くスタイルにしました。

5.コロコロと箸で転がしながら焼いていき、中まで火が通ったら完成。

ケチャップとソースを合わせたものを付けて召し上がってください!普段作るハンバーグよりも少ないお肉の量で作れるのに、茹で卵を中に入れることによって、ボリュームがぐんとアップします。

多めに作って翌日のお弁当に入れるのもアリですよね。切った時の見た目も華やかで可愛らしいので、スコッチエッグは子どもにも人気です。

レンジでチンするだけ!簡単ミートローフもおすすめ

続いてご紹介するのが、レンジで加熱するだけで作れるめちゃくちゃお手軽なミートローフです。挽き肉だねをこねたらラップで包むだけなので、これまでの挽き肉料理の概念が変わっちゃうくらいの超時短レシピになります。

【材料】(4人分)
合い挽き肉 200g
玉ねぎ 1個
舞茸 3分の1株
人参 3cm程度
卵 1個
パン粉 50g

ゆで卵 2個

バター 大さじ1杯
塩コショウ 少々

【作り方】
1.みじん切りした玉ねぎと舞茸をバターで炒める。

2.粗熱が冷めたら人参をすりおろして加える。

3.そこに挽き肉・卵・パン粉・塩コショウを加えたら粘り気が出るまでこねる。

4.挽き肉だねの真ん中にゆで卵をのせたら、細長く丸めていく。


下の写真のような感じでラップでたねを包み、油が垂れるのを防ぐために下に耐熱皿を用意しておきましょう。

牛乳パックを容器として作る方も多いのですが、牛乳パックの空きがないときもあるし、ケースを作る手間も面倒!ということで、私はラップで包んで作っていきます。ラップでだって全く問題なくミートローフが作れますよ!

5.600Wのレンジで表を4分、裏返して3分程度加熱したら完成。

加熱時間はレンジによっても異なるので、火が通っているか確認してみてくださいね!

切ってみるとこんな感じの仕上がりとなります。

レンジで加熱すると余分な油が流れるので、普段のハンバーグよりもあっさりとした印象で食べられます。私は挽き肉の脂っこさがちょっぴり苦手なので、普段のハンバーグよりもこっちの方が美味しい!と感じました。

子どもも「お肉のケーキ?」と興味津々の様子。レンジで加熱しても肉がパサつくこともなく、しっかりとジューシーに仕上がっているので、子どももパクパクと食べてくれました。

野菜をたっぷり使って時短に

今回ご紹介した2つのレシピはどちらも茹で卵を使っています。なぜ茹で卵を使ったのかというと、仕上がりの見た目の良さとボリューム感です。茹で卵を使うことで普段ハンバーグを作る時よりも少ないお肉の量で作れるのに、お腹もしっかりと満足できます。

また、野菜もたっぷりと使って作りました。野菜をたくさん摂れるだけでなく、お肉が少ないということは加熱時間も短くて済むので時短にもつながります。

揚げるのをやめて多めの油でスコッチエッグを作ったり、レンジで加熱するだけにしたミートローフなど加熱時間を大幅に省略したのも特徴です。どちらも中心部は茹で卵なので、お肉にさえ火が通ればOK。

朝のお弁当作りや朝食準備の時に一緒に茹で卵を作っておけば、帰宅後1工程を省略することができるので、より時短につながるのでおすすめです。

是非、いつもの挽き肉料理のアレンジレシピとして、今回ご紹介した2つのレシピを活用してみてくださいね!