管理栄養士おすすめ!とうもろこし活用レシピ4選
こんにちは!管理栄養士の望月あやです。今回は、6~9月が旬のとうもろこしを余すところなく使った「とうもろこしの炊き込みご飯」「ヤングコーンの肉巻き」「コーンスープ」「とうもろこしのひげ茶」のレシピをご紹介します。さらに、とうもろこしには、女性にうれしい美容や健康に欠かせない栄養素が含まれています。お子さんも大好きな甘いとうもろこし、ぜひこの機会に取り入れてみてくださいませ。
とうもろこしの炊き込みご飯
【材料】(4人分)
とうもろこし 1本
米 3合
塩 小さじ1と1/2
【作り方】
1.とうもろこしの実を芯から外す。
2.米を研ぎ、分量の水を炊飯器の内釜目盛りまで入れる。浸水させたあと、塩を加え、軽く混ぜて溶かす。
※時間があれば、30分ほど浸水する。
3.とうもろこしの実と芯をのせて、炊飯スイッチを入れる。
4.炊き上がったら、芯を取り除き、さっくりと全体を混ぜ合わせて完成。
ヤングコーンの肉巻き
【材料】(2人分)
ヤングコーン 6本
豚ロースしゃぶしゃぶ用 6枚
サラダ油 大さじ1/2
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ2
【作り方】
1.ヤングコーンを下ゆでする。
2.豚ロースで、ヤングコーンを巻く。
3.フライパンに油を熱し、(2)の巻き終わりを下にして焼く。継ぎ目に火が通ったら、転がしながら全体を焼いていく。
4.肉の色がすべて変わったら、しょうゆ、みりんを入れ絡めながら煮詰めて、完成。
コーンスープ
【材料】(4人分)
クリームコーン缶 1缶(180g)
鶏がらスープの素 大さじ1
水 4カップ
*片栗粉 小さじ2
*水 小さじ4
卵 1個
ごま油 小さじ2
塩こしょう 少々
【作り方】
1.鍋にコーン缶、鶏がらスープの素、水を入れる。中火で焦げつかないようかき混ぜながら煮立てる。塩こしょうで味を調える。
2.*で水溶き片栗粉を作り、(1)に入れとろみをつける。
3.卵を溶き入れてひと煮立ちさせ、最後にごま油を加えて完成。
とうもろこしのひげ茶
【材料】(2杯分)
とうもろこしのひげ 4本分
【作り方】
1.とうもろこしのひげを水洗いし、天日で一日干す。
2.フライパンを弱火で熱し、全体がこげ茶になるまでから煎りする。
3.ひげをお茶パックまたは茶こしに入れ、お湯を注ぎ15分ほど蒸す。
女性にうれしい、とうもろこしの効能3つ
とうもろこしには、「カリウム」「マグネシウム」「ビタミンB群」「ビタミンE」などの栄養素がバランスよく含まれています。それぞれが、美容や健康に深くかかわっている栄養素になります。ひとつひとつにどんな効果があるのかをご説明していきたいと思います。
<むくみ改善効果>
とうもろこしに含まれる、栄養素のひとつに「カリウム」があります。カリウムは、身体の中の余分な水分を排出する働きをします。余分な水分というのは、むくみの原因になる水分のことです。カリウムを摂ることにより、余分な水分を排出し、むくみを改善することにつながります。
<夏バテ予防効果>
この時期、なんとなく体がだるい、疲れが取れずに体調不良が続くこと、心当たりがある方もいらっしゃるかもしれません。こういった症状に効果的なのが「マグネシウム」「ビタミンB群」です。マグネシウム、ビタミンB群ともにエネルギーを作りだすことをはじめとする種々の代謝反応にかかわっています。とうもろこしには、これらの栄養素がバランスよく含まれているため、夏バテ予防や改善につながります。
<アンチエイジング(老化防止)>
とうもろこしに含まれているビタミンEには、強い抗酸化作用があります。私たちの体では、古くなった細胞が酸化する、日差しを浴びることで体内に合成される活性酸素など、体の中から「酸化」することに日々さらされています。これが老化をすすめる原因になります。
抗酸化作用とは、この酸化を防止し、体を老化から守る働きのことです。さらにとうもろこしには不飽和脂肪酸のリノール酸を含んでいます。ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、効率よくビタミンEをとることができます。
まとめ
とうもろこしを使ったレシピ4選と、とうもろこしの効能「むくみ改善」「夏バテ予防」「アンチエイジング」をご紹介しました。お子様も好きなとうもろこし。女性にうれしい効果も知ることで、この夏を乗り切っていただけたらと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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