こんにちは。JR東海道線二宮駅の近くで料理教室を開催している諏訪麻衣子です。毎日忙しい方々のための簡単華やか料理、おもてなし料理、なおかつアンチエイジングなお料理をお伝えしています。今回ご紹介するメニューは、あたたか鍋メニュー「チーズフォンデュ」です。家族や友人達と過ごすことが多い年末年始の時期にオススメです。

スイスではゲーム感覚?のチーズフォンデュ

本場のスイスでは、チーズフォンデュの中にパンを落としてしまった男性は向かいの女性にプレゼントをしなければならないというゲームもあるほど、チーズフォンデュは家族や仲間と楽しみながら食べる料理です。

それにならって、各家庭でパンを落とした時のルールを決めてゲーム感覚で楽しみながら召し上がるフォンデュも楽しそうですね。

ご家族好みのフォンデュの味を見つけて下さいね

使用するチーズは、エメンタールチーズとグリュイエールチーズの2種を削って作るのが一般的。フランスで1番消費されているコンテチーズを使っても美味しくいただけます。なかなかチーズ専門店に行く機会は少ないと思いますが、年末年始は素材頼みでチーズ屋さんの本格チーズでぜいたく簡単フォンデュはいかがでしょう?

チーズの種類で味わいもまた変わってくることもご家庭フォンデュの魅力です。もちろん、お手軽なシュレッドチーズ(ピザ用チーズ)をご利用いただいても、温かいフォンデュを囲んでの食卓は楽しいものだと思います!!

野菜大好きの我が家では、フランスパン以外にもじゃがいも、ブロッコリー、人参、レンコン、ごぼう、蕪などたくさんのお野菜を蒸していただくのが定番となっています。また、エビやウィンナーなどと一緒に召し上がるのもお勧めです。

作る際に気をつけたいのは分離をさせないこと。そのためにはチーズにコーンスターチや片栗粉をまぶしましょう!

チーズフォンデュのレシピ

【材料】
グリエールチーズ 150g
エメンタールチーズ 150g
その他お好みのチーズ
にんにく 1片
コーンスターチまたは片栗粉  大さじ1くらい
白ワイン(辛口) 150cc
黒こしょう・ナツメグ 少々お好みで
フランスパンや野菜、エビなど一口大にカットしたフォンデュ用具材

【作り方】

  1. 2種類のチーズをスライサーや包丁で細かく切ります。チーズに片栗粉またはコーンスターチをまぶします。(ピザ用チーズでしたらそのまま使用)
  2. 鍋の内側に、にんにくの切り口をこすりつけて香りをつけます。
  3. 鍋に白ワインを入れ、最初は強火でアルコール分を飛ばします。
  4. アルコール分が飛んだら火を弱火にして、少しずつカットしたチーズを鍋に加えます。へらなどでたえず混ぜながら溶かしていきます。
  5. チーズが均等に混ざってきたら、お好みで黒胡椒やナツメグを加えて完成です。
  6. 卓上コンロや、ウォーマーなどで、保温しながらお召し上がり下さい!

ニンニクの香りが好きな方は、白ワインと一緒に鍋で煮込んでしまってもOK。小さなお子様と一緒のフォンデュなら、白ワインをミルクに替えてもまろやかに召し上がれます。

専用のフォンデュ鍋やフォークがない場合は、土鍋やテフロン加工の鍋で。テフロン加工の鍋ならお食事後の片付けも楽チンです。専用フォークは、長めの竹串で代用できます。

ホットプレートでも楽しめます

また私のお勧めはホットプレートを使ってのフォンデュです

ホットプレートですと、食材を温めながらのフォンデュが可能です。

箸休めに、コルニッション(きゅうりの酢漬けピクルス)やお漬物などがあるとなおよいと思います。もの足りない方は、サイコロステーキなどを用意しても食卓が華やかになりますね!

我が家の楽しみの一つは、フォンデュ後に鍋底に出来るパリパリチーズおせんべい! 旨味が凝縮されていてなんともワインが進みます。

ちなみに・・・フォンデュに合わせるワインは、辛口白ワイン。フォンデュに同じワインを使ってあげると相性良く召しあがれると思います。

最後までお読みくださりありがとうございます。諏訪麻衣子の料理を気にかけてくださったら、ぜひ二宮サロンにもお立ち寄り下さい。年末年始なにかと忙しい時期ですが、体調管理をしっかりして、皆様良い年をお迎え下さい!