働くママのおうちごはん作りの負担をラクにする今冬のレシピの頂点「たべぷろワーママ応援レシピ2021冬賞」の表彰式を2月21日にオンラインで開催しました。Cooking Influencer Japanとコラボした今回の冬賞は、クッキングインフルエンサーで2児のママでもある『あゆみんさん』が考案した「カレー風味ナゲット」が受賞しました。料理家であり心理カウンセラーとしても活躍されるあゆみんさんに、料理をする上で心がけていることなどについてお話を伺いました!

あらためて料理に向き合うきっかけに【あゆみんさん】

今回の受賞をきっかけに、あらためて料理とは何かを考える機会を得ました。そこで原点に立ち返り、家族会議も行い見つめ直した結果、一番大切なことは家族が喜んでくれる料理を作ることではないかと気付いたのです。我が家には9歳と7歳の姉妹がいますが、それぞれに得意な食材が違います。そのため、ふたりがおいしく食べてくれる、体にやさしいメニューを日々考案しています。

10年前にズボラレシピとして生まれた簡単・時短でできる私の料理が、多くの働くママの助けになれることは大変光栄です。今後も参考になるようなレシピを開発していきます。

<プロフィール>
「がんばらないレシピ」著者。タイにて『タイ調味料で和食を作る料理家教室』を主宰。日本に帰国後は料理系インフルエンサーとしてインスタグラムを中心に、レシピ開発や、簡単レシピを紹介。糖質オフに興味を持ち、糖質オフを軸とした健康レシピを提案。インスタグラムはこちら

料理を作る際に心がけていることは「普段からスーパーで買えるような食材や調味料を使うようにしている」とのこと。これなら私たちも気軽に挑戦できますよね! 9歳のお姉ちゃんは野菜が、7歳の妹ちゃんは肉・魚が苦手と真逆の好みだそう!これは大変!!

そんなふたりのために考案した料理のひとつでもある「カレー風味ナゲット」は、「にんじんをみじん切りでなくすりおろすことで、苦手な食材も食べやすくし、さらに、肉々しさが良い意味で残らないひき肉を使い、カレー風味に仕上げた」という点も、ママの愛情がたっぷり感じられます。

働くママに好まれるのはイメージしやすい料理【貞苅編集長総評】

今回のレシピの特徴は、なんといっても材料の少なさです。調味はマヨネーズと塩だけで、味がイメージしやすい。さらにすりおろしたニンジンで子どもがおいしく食べながら、自然と野菜も摂取できるのもポイントです。

料理をする機会がいっそう増えたことで、メニューのマンネリ化・レパートリーの少なさに悩む働くお母さん増加しています。かといって、多忙な中で新しいメニューを考える体力はそう残っていません。こうした中、少ない材料で短時間で完成し、材料を見ただけで仕上がり図がイメージしやすい今回のレシピは、多くの働くお母さんの目に留まったのではないかと考えます。

冬賞の結果を受けて、全国の働くお母さん100人に「料理回数が増えた中で、夕飯作りで困ったこと」についてアンケートを実施しました。その結果「献立決め」が85%、次いで「レパートリーの少なさ、マンネリ化」が55%と続き、今なお猛威をふるうコロナの状況が引き続き続くのであれば、こうした悩みは益々増加すると思われます。

働くおかあさんにいま必要なレシピは凝ったものではありません。まずは作ってみたいと思える完成図があり、パッと見て分かる作りやすさに尽きると思います。

<たべぷろ編集部調べ>
Q:コロナ2年目を迎え料理回数も増えたいま、夕飯づくりでの悩み事は?
調査地域:全国
調査対象:働くママ
調査実施日:2022年1月18日
有効回答数:100サンプル

ライターの皆様ご参加ありがとうございました!

表彰にあたり、杉田尚・日本食糧新聞社社長が「今回のコラボ企画の実現により、たべぷろ表彰事業は大きな前進を遂げました。自宅で家族が楽しめる料理提案は大きな意義があると考えています」と感謝の言葉を述べました。表彰式にご参加の皆様ありがとうございました!

野菜ソムリエプロ・たべぷろ認定ライター 小島香住さんの記事はこちら
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2022春賞も今回と同様に、Cooking Influencer Japanさんとコラボし、4月に開催予定です。作ってみたい!これなら挑戦できそう!と思える魅力あふれるご提案をお待ちしています。