鶏肉が苦手な子どもも喜ぶ!フライパン×さつまいもで作る15分レシピ
鶏肉料理はメインおかずの定番ですが、中には鶏肉の食感が苦手なお子さんもいるのではないでしょうか。なぜなら、私の子供がまさにそうだったからです。そこで今回は、子供が大好きなさつまいもを使った鶏肉おかずを紹介します。
切って調味料と一緒に並べたら、フタして火にかけるだけの15分で完成するので、忙しい時にも作れるレシピです。仕事に家事・育児に…と時間が限られているワーママさんにこそトライしてほしいので、ぜひ参考にしてくださいね。
ほったらかし鶏肉とさつまいもの甘辛料理
【材料】(3人分)
鶏もも肉 250g
さつまいも 中1本
さやいんげん 4本
醤油 大さじ1.5
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
サラダ油 小さじ2
【作り方】
1.さつまいもを皮つきのままやや小さめに切り、水にさらしてアク抜きをする。さやいんげんは3〜4cmの長さに、鶏もも肉は一口サイズに切る。
2.フライパンにさつまいもと鶏もも肉を並べる。さつまいもは皮が下にくるようにする。
3.(2)に調味料を全て加えて軽く混ぜたらフタをし、火にかける。
4.フツフツと音がしてきたら火を弱め、6分蒸し焼きにする。
5.さやいんげんを加え、さらに2分加熱する。
6.火が通ったらフタを外し、火を強めて汁気を飛ばす。
子どもが好きなさつまいもを上手に活用し、苦手克服に取り入れよう
鶏肉のコクと醤油が絡まったさつまいもは、本来の甘さがさらに引き立ち、ごはんがどんどん進む一品です。私の子供は肉の食感が苦手でしたが、大好きなさつまいもと一緒に出すことで食べるようになり、今では我が家の定番メニューになりました。
またこのメニューには、忙しくても作れるよう2つのポイントがあります。
まず、さつまいもは子供も食べやすいくらいの大きさに切っておきましょう。本来火が通るのに時間がかかるさつまいもですが、小さければ10分かからずにスッと火が通ります。
もう一つは、フライパンに並べるときは皮つきの面を下にしてください。さつまいもがフライパンにくっつきにくくなるので、調理中にほったらかしながらほかのおかずの準備をしたりと、時間を有効に使えます。
さつまいもは甘くて美味しいだけではなく、黄色と紫色がとても映えるので、使うと食卓を彩る一品になりますよ!
【働くママへのエール】とにかく忙しい日の食事づくりはフライパン蒸し焼きが便利
忙しくて時間がない日や、ちょっと作るのが面倒だな…という日は今回のような「フライパンの蒸し焼き」がおすすめです。
基本的な手順は、切った具材をフライパンに並べ、水と油を加えてフタをして火にかけます。フライパンの中に水蒸気が充満したら、弱火にすることで焦げにくくなります。
※火が通りやすい葉物野菜なら3〜5分、しっかり火を通したい肉類や、芋・根菜類なら10分程度が目安です。
フライパン蒸し焼きのメリットは、鍋のように沸かす必要がなく、食材がフライパンの熱に直接触れるので早く火が通ります。さらにフタをすると蒸気が充満し、食材全体に熱が行き渡りやすいのです。
炒め料理と違い、つきっきりでフライパンの中をかき回す必要がないので、作っているあいだにほかの料理や家事を進めることができるのも、忙しいときに助かるポイントです。
ぜひ、このレシピでフライパンの蒸し焼きを試してみてくださいね。
(キッチンコンサルタント みつはしさなこ @dining_kopirumah)
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