野菜とパスタを一緒に調理することで、短時間で栄養を逃さず作れるパスタを紹介します。使う野菜はブロッコリー。ほろほろに崩れるまで加熱したブロッコリーは手をかけたパスタソースのようにおいしく、栄養価も高いのでおすすめです。驚くほどあっという間に出来上がるのに、本格的な味わいなので大人も子供も楽しめます。

オイル蒸しでおいしいブロッコリーソースのパスタ

【材料】(2人分)
ブロッコリー 1房
サラダパスタ 100g(2分ほどで茹で上がるもの)
ハーフベーコン 5枚
オリーブオイル 大さじ1
白ワイン 大さじ3
パルメザンチーズ 大さじ2
マヨネーズ 大さじ1
塩 ひとつまみ

【作り方】
1.ハーフベーコンは短冊切り、ブロッコリーは一口大に切る。ブロッコリーの芯も硬い外皮を除いて切る。

2.蓋のできる鍋にベーコン・ブロッコリーを入れて塩を振り、5分ほどおく。

3.ブロッコリーから水分が出たら、オリーブオイルをまわしかけ、蓋をして中火に1分ほどかける。

4.ブロッコリーが鮮やかな緑になったらパスタ・白ワインを加え、再び蓋をして3分ほど加熱し火を止める。余熱でさらに2分ほど蒸す。

5.マヨネーズとパルメザンチーズを加え、ブロッコリーをつぶしながら和える。

ブロッコリーソースはワーママの味方!子どもの好き嫌い克服にも!

栄養価が高いことで知られるブロッコリー。茹でて食べるイメージが強いかもしれませんが、アブラナ科のブロッコリーは油と好相性。オイルを使って調理するとたんぱく質を食べているような満足感が得られます。

パスタと一緒にほろほろになるまで加熱して崩し、パスタソースとして使うことでたくさんの量をぺろりと食べられます。いつもは捨てがちな芯も、ぜひ使ってみてください。

【働くママへのエール】手抜き感なく本格的に!

今回のパスタは、時間をかけなくても手抜き感が少なく、短時間で作業数も少ないのに本格的な味わいになるのでご紹介しました。野菜に塩を振って水分を呼び、できる限り野菜の水分とオリーブオイルだけで野菜とパスタを一緒に調理するという方法は、春キャベツやホウレン草、小松菜などさまざまな野菜で活用しています。

使う調理器具や野菜の水分量により水や白ワインなどで水分調整をすることもありますが、時短ながらシンプルで健康的な料理が出来上がるので気に入っています。

お子さんでも食べやすいように、またパスタの水分が足りない場合も補填できるようにと味付けにマヨネーズを加えましたが、塩とパルメザンチーズだけでも十分においしく仕上がります。お好みでニンニクなどを加えるのもおすすめです。

(暮らしと食事の研究家 apricot project @apricot_project