キッズ食育マスタートレーナーの松野文枝です。今回は、子どもたちの大好きなビーフストロガノフを、旬の新玉ねぎや春野菜を使って作るレシピをご紹介いたします。ビーフストロガノフは、牛肉のうま味が味わえる代表的なロシア料理の1つで、長い時間煮込む必要がないので、忙しいワーママにおすすめの料理です。
今回のレシピは、ビーフストロガノフに使うサワークリームを「豆腐」と「レモン」で代用し、味付けは濃縮缶スープだけなので手軽に作っていただけます。

味付けは濃縮缶オニオンスープ!子ども大好き春色ビーフストロガノフ

【材料】(4人分)
牛切り落とし肉 400g
塩、コショウ 少々
小麦粉 大さじ2
バター(炒め用) 15g

☆新玉ねぎ 1個
☆バター 15g

〇絹ごし豆腐 100g
〇コンソメ 小さじ1

キャンベルオニオンスープ 1缶

<付け合わせ>
トマト 8個
グリーンピース(冷凍) 適量
スナップエンドウ 8個
レモン 1/2個

ごはん 適量

【下準備】
1.新玉ねぎは薄切りにして耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをして600Wのレンジでしんなりするまで3~4分加熱する。

2.ポリ袋に牛切り落とし肉を入れて塩・こしょう・小麦粉をまぶしておく。

3.絹ごし豆腐とコンソメを混ぜてクリーム状にしておく。

4.プチトマトは半分に切り、レモンは1/2個は輪切り、スナップエンドウは塩ゆでしておく。

【作り方】
1. フライパンにバターを入れ、強火で牛肉を炒める。色が変わってきたらレンジをかけた1. 新玉ねぎを加え炒め、キャンベルオニオンスープを加える。

2. スープが沸騰したら、豆腐クリームを加え混ぜ、最後にグリーンピース・プチトマトを加え全体を混ぜて仕上げる。ご飯・スナップエンドウ・レモンの輪切りを添えて完成。

新玉ねぎを事前にレンジにかけることで、時短になり甘さを引きだします。レモンがない場合は、市販のレモン汁を仕上げにかけてくださいね。

今回はスナップエンドウを添えていますが、春を楽しめる彩り豊かなお好きなお野菜でOK。一緒に煮てしまうと彩りよく仕上がらないので最後に加え、食べるときに混ぜて、レモンを絞ってお肉と一緒に食べてくださいね。

濃縮缶スープを使うから失敗なし!おいしさを時短で演出

キャンベルの濃縮缶オニオンスープは、玉ねぎとビーフブイヨンのうま味が凝縮され、スープはもちろん、お料理もこれ1本で美味しく味が決まります。種類も豊富で近隣のスーパーにて200円くらいで購入できるので常備しておくと便利です。

【働くママへのエール】子どもたちにとってママの笑顔が最高のごちそう!

働くママ達にとって、帰宅してからの時間はハードですよね。お子様たちはお腹を空かせているし、やることもいっぱい。疲れて帰宅しても座る暇なく夜ご飯の準備に取り掛かる…。そんな平日の夜は、簡単にできるもので済ませたいものです。

今回ご紹介した「ビーフストロガノフ」は、おしゃれなメニューですが、実際は煮込む必要がなく、1品でお肉も春野菜もさらに豆腐まで加わるので、さまざまな栄養と味を楽しむことができます。

さらに、お肉のコクをレモンやプチトマトの酸味、春野菜の甘みと合わさることで、コクがあるけれど、さっぱりと食べることができます。

子どもたちにとってママの笑顔が最高のごちそうです。それにはママが頑張りすぎないことも大事ですよね。帰宅してホッと家族と食卓を囲む大事な時間は、ワーママにとっても明日からの活力にもなるから、時短だけど美味しい夜ごはんを作り、食卓を楽しんでくださいね。

新玉ねぎや春のお野菜が手に入ったら、いつもの玉ねぎとの違いや、「春になるね」などと食卓の話題にすると、きっとお子様も食に興味を持ってくれるきっかけになると思います。働くママ達を応援しています。

(キッズ食育マスタートレーナー 松野文枝 @mamafumu