キッズ食育マスタートレーナー、子どもの食育料理研究家の増田陽子です。冬キャベツとは違い、巻きがゆるく形も丸みを帯びた春キャベツ。きれいな黄緑色で葉が柔らかく、みずみずしいのが特徴です。生で食べるサラダなどがおすすめとされていますが、加熱調理にしてもすぐ火が通り、加熱することで甘みもより感じますので子どもも食べやすく、毎日忙しい働くママの料理にもおすすめです。今回は旬の春キャベツをたっぷり食べられる簡単なクリーム煮レシピをご紹介します!

春キャベツと鶏肉のクリーム煮

【材料】(4人分)
春キャベツ 1/2玉(300g)
鶏ひき肉 200g
キャンベルクラムチャウダー缶
白ワイン(酒で代用可) 大さじ3
牛乳 150ml(缶の約半分)

【作り方】
1.キャベツは手でちぎる。鍋にキャベツの芯の方を入れ、その上に鶏ひき肉を手で適当にちぎりながら入れ、さらにその上にキャベツの葉をのせ、白ワインをかける。

※芯の方は小さめにちぎると火の通りも早くなります。

2.蓋をして、火を付け中火で7〜8分加熱する。途中焦げるようだったら火を弱める。

3.全体に火が通ったら(2)にクラムチャウダー缶を入れ、牛乳を缶の半分ほど入れて缶の中を洗い流すように加える。全体を混ぜ、ひと煮立ちしたら火を止める。

ひき肉の塊が大きいようだったら木べらで押し切りながら混ぜます。

簡単バターライスで夕食完成!

クリーム煮はご飯と合わせづらく、別におかずを作らなくては・・・となるかもしれません。炊飯器で簡単に作れるバターライスを合わせるとワンプレートで夕食が完成しますのでぜひ参考にしてくださいね。

【材料】(4人分)
米 2合
コンソメ顆粒 小さじ2 (水300mlに対して使う使用量)
バター 10g
塩 少々
胡椒 少々

【作り方】
1.米をとぎ、水気を切る。
2.炊飯器に(1)の米、水を2合の線より少し少なめに入れ、コンソメを混ぜて炊く。
3.炊きあがったらバター、好みで塩、胡椒を加えて混ぜる。

頼れる!キャンベル クラムチャウダー缶

キャンベルのクラムチャウダー缶はクラムの他、じゃがいもなどの具材も入ったごちそうスープ缶です。今回のレシピではキャベツと鶏ひき肉しか使わないのに、このスープ缶を加えるだけで、見た目がちょっと手の込んだ料理に変身します。

1缶・305g、300円程度で発売

味はもともと完成されたものなので具材を増やす分、加える水分(牛乳の量)を本来のスープを作る時より減らすだけで、入れた具材の旨みも出てよりくせになる深みのある味わいになります。味付けの失敗もないところが嬉しいところです。

【働くママへのエール】包丁を使わず調理できるレシピなのにメリットいっぱい!

今回のレシピではキャベツも鶏肉も包丁なしで作れます。キャベツは包丁ではなく手でちぎることにより、ソースに絡みやすく味も馴染みやすくなります。

時間がなく、忙しい中で作らなくてはならないときにお子さんが「お手伝いしたい!」と言ったときにも「じゃあキャベツをちぎるお手伝いをお願いね!」と断らずにお手伝いしてもらうこともできますよ。お子さんもママと一緒に作って楽しく料理した経験もできるし、自分がお手伝いして家族に食べてもらえる喜びを感じます。また自分が作ったことにより、よりおいしく感じるので、いつもより野菜をたっぷり食べられるかもしれません。

鶏肉もひき肉を使うことにより、キャベツと同様に味が絡みやすく、小さなお子さんにも噛みやすいので食べやすくなりますよ。

市販品を使い、ひと手間でよりおいしく、またメニューのバリエーションが増えるとうれしいですね。今回のレシピで、ご家族と一緒に春を感じてもらえたらと思います。

(キッズ食育マスタートレーナー・子どもの食育料理研究家 増田陽子 @yokomsd)