ママ管理栄養士おすすめ!トマト冷凍保存でうま味アップ15分レシピ&知っておきたいトマトの正しい保存方法
こんにちは!管理栄養士の安藤ゆりえです。夏の野菜といえば、「トマト」は定番かと思います。サラダにも炒めものにも煮込み料理にも使える万能な野菜ですね。しかし、せっかくたくさん買ったのに傷んでしまったという経験はありませんでしょうか?
今回はトマトの正しい保存方法をご紹介します!ちょっと意外かもしれませんが、冷凍保存したトマトは美味しさがUPするのでオススメの保存方法です!冷凍保存したトマトを使ったレシピもご紹介します。
チキンのトマト煮込みの作り方
【材料】(2人分)
鶏もも肉 300g
薄力粉 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
玉ねぎ 1/2個
トマト 2個
塩こうじ(またはコンソメ) 小さじ1
乾燥パセリ 適量
【事前準備】
トマトのヘタを取ってよく洗い、ジップ付きの袋に入れて手で細かめに潰し、冷凍しておく。
【作り方】
1.鶏もも肉を一口大に切り、全体に薄力粉をつけておく。玉ねぎは薄切りにしておく。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏もも肉を両面色が変わるまで焼く。
3.玉ねぎもフライパンに入れ、しんなりとするまで炒める。
4.冷凍して潰したトマトと塩こうじ(またはコンソメ)を加える。
全体をかき混ぜ、蓋をして中火で5分煮る。
その後、蓋を取って3分煮る。
5.器に盛り付け、パセリをふって完成。
トマトを冷凍保存して料理の時短に!
トマトの保存方法としては野菜室で冷蔵保存するのが一般的だと思いますが、時短のためにオススメなのは冷凍保存です。そのまま冷凍することもできますし、ジップ付きの袋に入れて細かく潰してから冷凍することもできます。
トマトをつぶして冷凍保存する方法
水で洗ったトマトのヘタを取ります。
ジップ付きの袋に入れ、トマトを袋の上から潰しておきます。
このまま冷凍すれば、煮込み料理などに切る手間なくすぐに使えます!
時短になるだけではなく、美味しさもUP!トマトには旨味成分が多く含まれています。冷凍することでトマトの細胞が壊れて、細胞の中に閉じ込められていた旨味成分が外に出やすくなります。
袋を平たくしておけば、簡単に解凍されるので、加熱料理に使いやすいです。いつも使っているカットトマト缶の代用にもなります。
トマトをそのまま冷凍する方法
トマトをよく洗ってヘタを取り除き、空気になるべく触れないようにしてそのまま冷凍も可能です。
冷凍するとこのように水につけるだけで簡単に皮を取り除くことができます。
冷凍のまますりおろすこともできるので、冷製スープにしたり、はちみつをかけてトマトシャーベットなどスイーツとしても楽しめますよ!
トマトを冷蔵保存する方法
トマトを保存する際、一般的なのは冷蔵保存かと思います。食感が保たれ、トマトを生で食べるには最もオススメな保存方法です。トマトを冷蔵保存する際は、雑菌のつきやすいヘタをまず取り除きます。
そしてやわらかいトマトの表面を守るためにキッチンペーパーで包みます。
ヘタが付いていた方を下向きにしてポリ袋に入れ、口を軽く閉じて冷蔵庫で保存します。
トマトはヘタの周りの部分が固めでしっかりしているので、ヘタ側を下にしておいておくことで傷みにくくなります。
トマトを常温で保存する方法
トマトは常温でも置いておけます。日持ちは2〜3日ほどと短めですが、常温でトマトを置いておくと「リコピン」という栄養素が増えることが分かっています。リコピンには、体の中の活性酸素を取り除く働きがあります。
すぐに使い切る際には常温でも大丈夫ですが、あまり暑い時期には傷みも早いのでトマトの状態を見ながら保存方法を検討してくださいね。
夏に旬を迎える美味しいトマト。それぞれの保存方法にメリットがありますので上手に保存して、料理に活用していきたいですね!
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