こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。春の陽気に包まれてくると食べたくなるのが春の味覚ではないでしょうか。今回は春の味覚の代表格でもある「豆ごはん」の作り方をご紹介します。15分以内の調理工程で済むように、冷凍グリーンピースを使って手軽に美味しく仕上げていきます!

15分以内の調理工程で彩りよく

【材料】(2合分)
米 2合分
冷凍グリーンピース 150g
昆布 5cm
塩 小さじ1/2

【作り方】
1. 米2合と2合分の水を入れたら大さじ2杯分を抜く。

冷凍グリーンピースの水気が出ることを加味して水を大さじ2杯分抜きましょう。

2. 塩を小さじ1/2加える。

3. 冷凍グリーンピースを150g加える。

4. 昆布を5cm加えて早炊き炊飯ボタンを押す。

お米が炊けたので早速開けてみましょう。炊いている時から豆の爽やかでいい匂いが部屋に立ち込めてきますよ~。

炊けたお米は上の写真のような感じです。鮮やかな緑色で豆もふっくらと仕上がっています。そして、何より豆がゴロゴロとたっぷりです。せっかくの豆ごはんなので、たっぷりとお豆を入れた方が美味しいです。

冷凍グリーンピースを彩りよく作るポイントと時短のコツ

冷凍グリーンピースを使って、彩りもよく、美味しく豆ごはんを炊き上げるコツをおさらいしていきましょう。

冷凍グリーンピースを使って上手に炊き上げるコツは下記などが挙げられます。

・炊く時に水分量を少し減らして調節する
・長時間保温しない
・あまりお米をかき混ぜない

どうしても長時間保温すると、豆の色が悪くなってしまいますし、豆もしわしわとしぼんできてしまいます。

お仕事に行く前にタイマーで炊き上がりを設定しておきたい場合は豆を「後入れ」にするのがおすすめです。お米は昆布と塩を加えてタイマーセットしておきましょう。そして帰宅後にレンジで加熱した冷凍グリーンピースを、炊きあがったごはんにのせます。

豆も一緒に炊き上げた方がお米にお豆の香りが移って美味しく仕上がりますが、後入れは時間にとらわれず豆ごはんを楽しみたい時の裏技的食べ方です。後入れ方式なら家族に豆ごはんが苦手な人がいても大丈夫という利点もあります。

冷凍グリーンピースでも豆ごはんを作れます

通常豆ごはんを作る時は、さや付きのえんどう豆を使って作ります。さや付きの場合でも目安は2合分で150gとなります。さやからえんどう豆を取り出したらサッと洗い、水気をよく切ったら炊飯器に入れてお米と共に炊きあげていきます。

たったこれだけの簡単ステップなのですが、さや付きのえんどう豆って結構お値段しませんか?めちゃめちゃ値が張るわけではないけれど、我が家では気合いをよほど入れないと、さや付きのえんどう豆を買おうとはならないかも…。

でも豆ごはんって美味しいですよね!私は昔から豆ごはんが大好きで、豆ごはんがあればおかずなしでもOKってくらいです。優しく炊き上げた豆ごはんは甘くなるので、野菜が苦手な子どもでも食べられるはず。

是非、気軽に豆ごはんを春の味覚として食卓に取り入れてもらいたいので、冷凍のグリーンピースでもさや付きのえんどう豆と変わらないお味に仕上げられないかと、レシピを考えました!

冷凍グリーンピースでも豆ごはんは作れますが、冷凍グリーンピースを使う際は気を付けなければいけないポイントがあります。

・水っぽくなる
・色が悪くなる
・豆がしわしわになる

冷凍のグリーンピースだと水分量が多いので、そのまま使うとべちゃっとしてしまいがちなんですよね。でも、入れる量を控えたら豆ごはんの風味はあまり楽しめません。せっかくならどこをすくっても充分に豆がいきわたるぐらいにゴロゴロと入れたいですもんね。

そこで、今回工夫したのは次の2点です。

・お米を炊く時の水分量を少な目にする。
・長時間保温をしない。

やむをえずタイマーで豆ごはんを作らなきゃいけない場合は、ご飯が炊きあがった後に冷凍グリーンピースを加える方法で作っていきましょう!

ぜひ、手軽に作れる冷凍グリーンピースを使って春の味覚の豆ごはんを楽しんじゃいましょう。