キユーピーは4月27~29日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された「第6回ふれあいクッキング☆スタジアム」に協賛。同展内で実施した料理教室で「キユーピー マヨネーズ」を活用した「鶏むね肉のみそマヨ焼き」「サラダクラブ ミックスビーンズ」を使用した「豆サラダ」を紹介した。両レシピともに商品特性を生かした簡単でおいしいメニューで、好評を博した。 

会場では猿渡守家庭用本部調味料部部長が「キユーピーではマヨネーズの特性を生かしたさまざまな料理を広く紹介している。皆さまと楽しい食卓をつなぐ取組みとして、今後も継続していきたい」とあいさつ。マヨネーズはサラダにかける、あえる以外にも万能調味料として注目度が高まっており、同社では「マヨネーズマジック」として調理への活用例を数多く紹介している。例えば炒め料理に使えばコクやうまみがアップし、卵焼きに加えればふんわり仕上がるなど、その用途は非常に広い。

「鶏むね肉のみそマヨ焼き」はマヨネーズに約10分鶏むね肉を漬けるだけで、驚くほど軟らかくジューシーになるアイデアレシピ。「キユーピー マヨネーズ」と合わせ味噌を混ぜ、鶏むね肉を漬けこみ焼くだけで、本格的なチキン料理が完成する。

簡単調理ながら本格的なおいしさが楽しめ、「よく料理をするが、今までサラダと海老マヨくらいしか使っていなかった。驚くほど軟らかくなり、ソースとしても非常においしい」(夫婦で参加した東京都内70代男性)、「簡単にできるので、お父さんのおつまみに作りたい」(親子で参加した神奈川県・小学生)など多くの声が聞かれた。

「サラダクラブ ミックスビーンズ」を使用した「豆サラダ」は、好みの野菜とともにそのまま同品を加えるだけでワンランク上のサラダメニューが作れる。栄養価にもに優れており、子どものいる家庭などでは重宝する。

 

米ぬかを原料とする注目の植物油・こめ油をPRした

こめ油を使ったアヒージョも

ボーソー油脂は、米ぬかを原料とする注目の植物油・こめ油の優れた特性をPRするとともに、料理教室で同社「米油(600g)」を使用したオリジナルレシピ「米油deアヒージョ」を紹介した。

同品は貴重な国産油脂原料である「こめ糠」を原料とするトップシェア商品。料理教室ではこめ油の優れた味覚を生かすものとして「アヒージョ」を提案。トマトやブロッコリー、薄切りのたこ、カレー粉などを具材に簡単調理で本格的な素材のうまみを実現するもので、「オリーブオイルよりも軽くて香ばしい」(毎年参加の40代女性)、「こめ油でアヒージョというコンセプトが渋くてカッコいい」(家族で参加の30代男性)などの声が聞かれた。

会場ではブース展示による試食も実施。高橋美奈子営業第3部2課長は、「人気は現在も衰えず、多くの支持を得ている。素材の味を引き立て、油酔いも少ない。スーパービタミンEで知られるトコトリエノールや豊富なγ-オリザノールなど優れた栄養成分も含んでいる」と紹介。「市場活性化を通じ、おいしくて健康的な食生活を応援できれば」と意欲を示した。

こめ油は近年、優れた栄養的価値や多彩な料理に使用できるおいしさ、油酔いの少なさなどで市場規模が伸長。TV情報番組の報道などで認知率も大きく上昇しており、植物油市場を代表する伸長分野となっている。

こめ油最大手の同社では、家庭用・業務用両市場に製品を供給しており、近年では供給体制の強化も実施。今後も「優れた特性を伝え、魅力を引き出す新しい使い方を提案したい」(高橋課長)方針だ。

◇日本食糧新聞の2017年5月12日号の記事を転載しました。