こんにちは。香りの教室・二宮サロンを主催している諏訪麻衣子です。スパイスとハーブ、皆様は日々の生活に取り入れてますか? 出来合いのお惣菜やコンビニ食などインスタント的な生活も便利なのですが、健康維持のために食卓に自然の香りをプラスしてみてはいかがでしょう。忙しい毎日の中で、香りを感じることは、脳の活性化とストレス発散、癒しにも繋がります。ぜひ食卓にハーブとスパイスを取り入れて、日々を元気に過ごしていただきたいと思います。

夏を乗り切るための食卓ワンポイントアドバイス♪

毎日暑い!! そうだ、冷房をつけよう! 温度を下げよう! もちろん、1番わかりやすい冷やし方です。ただ体の冷やしすぎ、冷房の使いすぎは、健康にも環境にも良いものではありません。できれば自然の風で心地よく、なるべく火を使わないお料理を作ったり、体の熱を冷ますような食材を摂って涼しげな生活を心がけましょう。

ガラスや透け感のある食器で、清涼感を演出。何気なく使っている毎日の食器。涼しげな食器を数皿入れ替えるだけでテーブルのイメージも爽やかに。


ミントやタイムのような花瓶をあしらっても良いと思います。お水にはミントを添えて。

体を冷やしてくれる代表的な食材と調味料は?

食材にも体を温めるものと冷やすものがあります。では、夏におすすめの体の熱を取ってくれる食材は?

キュウリ、ナス、トマト、スイカ、冬瓜、もやし、レタス、レンコン、ごぼう、あさり、しじみ、牡蠣、カニ、豆腐、枝豆、ワカメ、鴨肉、砂糖、醤油、オイスターソースなどです。

ただし、冷やし過ぎも禁物なので、生姜やニンニク、唐辛子など体を温める作用のあるものも薬味として加えると良いと思います。食材や視覚、香りを賢く利用して健康的に涼みましょう!

夏向け!ハーブやスパイスを使ったカンタンレシピのご紹介

トマトの冷製パスタ 紫蘇風味

リコピンたっぷり抗酸化作用もあるひと皿です。

【材料】
カッペリーニ または素麺
aトマト角切り 1個150gくらい
aミョウガ または玉ねぎのみじん切り 30g
a紫蘇 お好みの量
a麺つゆ または白だし(私は「マエカワだし」の緑を愛用しています) 30cc
aオリーブオイル  15cc
a醤油、塩、白胡椒  味を調える用に少々

【作り方】

  1. aをボウルに入れてよく混ぜ、30分くらい冷蔵庫で休ませます。
  2. 麺を茹で、冷やしておきます。
  3. (1)と(2)を絡めて味を調えて清涼感のある器に盛りましょう。

ギリシャ風ハーブとキュウリのヨーグルトサラダ

ギリシャでは、定番のお料理です。甘くないヨーグルト。はじめは違和感があるかもしれませんが、和だしを使うことにより馴染みやすくなっている一品です。ヨーグルトの乳酸菌で腸もキレイに! 美肌効果を期待できるレシピです。

【材料】
ヨーグルト  100g
キュウリ(輪切りの薄切り) 1本
白だし  10ccくらい
白胡椒  塩少々
オリーブオイル 15cc
ニンニクすりおろし  少々
お好みでディルやパセリのみじん切り

【作り方】

  1. スライスしたキュウリを塩で揉んで下味をつけます。
  2. (1)とヨーグルトを混ぜ、白だし、オリーブオイル、ニンニクすりおろし、白胡椒、塩で味を調えます。
  3. パセリやディル、バジルなどお好みのハーブを加えて完成です。レモンを添えても爽やかに仕上がります。

最後までお読みくださりありがとうございます。諏訪麻衣子の料理を気にかけてくださったら、ぜひ二宮サロンにもお立ち寄りください。