こんにちは、スパイスとハーブを中心に香りを楽しむ料理教室を開催している二宮サロンの諏訪麻衣子です。ご機嫌いかがでしょうか。
年末年始、華やかなお料理で食卓を盛り上げたいですよね?そんな時は塊肉がオススメです。パーティーを盛り上げる食材間違いなしです。今回は、ポカポカ温まる中華風ローストビーフをお伝えいたします。温度管理をしながら、低温でゆっくり。コツさえつかめば、失敗なく、楽に簡単に仕上がりますよ。

使用するスパイスの効能

使用するスパイスは、八角(はっかく)・シナモン・生姜・ニンニク・黒胡椒です。

八角には、胃腸の働きを整え、消化を促進したり血行を良くしたりする作用があります。

シナモンには、血流を良くし、体を若々しく保つ作用があります。

牛肉にも体を温める作用があるので、ぜひ冬のパーティーに、中華風ローストビーフをお試し下さい!

中華風ローストビーフ

【材料】(5~6名様パーティー用)

常温に戻した牛もも肉:500g
※赤身肉を使用。とうがらしという肩肉の部分もオススメします。お肉屋さんでぜひ聞いてみてください。常温とは、心部15度くらいが理想です。脂ののったお肉で作ってしまうと冷めたときに脂が固まってしまい美味しくないと思いますよ。(最終的には好みですが)

▽漬け込み用タレ
紹興酒またはブランデー:10cc
醤油:10cc
オイスターソース:20cc
白だし:20cc
はちみつ:大さじ1
シナモンスティック:1本
八角:1片
ニンニクスライス:10g
生姜スライス:10g
(あれば)長ネギの青い部分:少々
塩、黒胡椒:適量

※ちょっと裏技!! シナモン、八角の代わりに「五香粉」を使っても!
「五香紛」・・・中国の代表的な混合スパイスで、八角やクローブ、シナモン、花椒など5種類のスパイスをブレンドしたものです。

【作り方】

  1. 牛もも肉は、漬け込み用タレを合わせたものに1時間くらい漬け込みます。
  2. オーブンを120度に温めておきます。
  3. 漬け込み用タレから肉を取り出して、フライパンにゴマ油を引いて中火で肉の表面を焼き固めます。漬け込み用タレは、捨てずに煮詰めてソースにします。
  4. 120度のオーブンで60分くらい焼きます。中心の温度が55~57度くらいになっていたらオーブンから取り出しアルミホイルで包み30分くらい休ませます。
  5. 荒熱がとれたら切り分け、完成です。

付け合せには、ローストしたじゃがいもや玉ねぎ、色々なキノコを漬け込み用タレで炒めたものなど、ご自身のアイデアで華やかに盛り付けてくださいね!

それでは、よい年末年始をお過ごし下さい。

諏訪麻衣子の料理を気にして下さったら・・・ぜひ、西湘二宮にある二宮サロンにもお越し下さいませ。