電車や新幹線での旅行の楽しみのひとつは、車窓の景色を眺めながら車内で駅弁を食べることですよね。遠方に出張しなければならないときでも、駅弁タイムは楽しみの一つだと思います。でも、女性の皆さんは揺れる車内の狭い座席でスマートに駅弁を食べようとしたとき、困ってしまった経験はありませんか? 
女子ならではの目線で駅弁を紹介する新企画「たべ鉄女子」のスタートを記念して、「女性が駅弁を食べるときに、ちょっぴり困ること」についてアンケート調査をおこないました!

美味しそうな駅弁、いただきま~す! でも、ふたは?

アンケートの結果、「駅弁を食べるときに、ちょっぴり困ること」で最も多くの賛同が寄せられたのは「ふたの置き場」でした。

  • 弁当箱のサイズが大きいものを買うと、新幹線などの車内でフタを開けたときに、どこへ置いたらよいのか毎度あたふたしてしまうので。(40代/女性/個人事業主)
  • テーブルがあればいいのですが、狭い座席のみとなると、ふたの置き場に困ります。駅弁は当然膝に置いて食べるとして、ふたを床に置いてしまうと、もし食べ残した時に、一度床に置いたふたをするのは抵抗があります。(40代/女性/専業主婦)
  • 裏に食べ物が付いていたりするので、その辺に置きづらくいつも邪魔になる。(40代/女性/パート・アルバイト)
  • 狭い空間で食べるので、ふたが取り外しがきくものであれば、それはそれで置き場所に困るし、ふたが取れないものだと、食べてる間中、パタパタして邪魔なので。(40代/女性/専業主婦)

電車や新幹線の座席に付いているテーブルは狭いため、弁当箱の横にふたを置くスペースまではありません。テーブルがない場合には膝の上に置いて食べるしかなく、ふたを置く場所に困ります。

苦肉の策としてふたを弁当箱の下の置く人も多いようですが、ふたの裏にソースや食べ物が付着していると周囲を汚す心配があります。ふたが取れないタイプの箱にも別の問題が発生するようで、食べている最中にふたが邪魔になってしまうようです。

雪だるまや鉄道車両などユニークな容器も(東京駅の「駅弁屋 祭」)

ほかにもいろいろ、駅弁を食べるときにちょっぴり困ること

「ふたの置き場」に次いで多かった「駅弁を食べるときに、ちょっぴり困ること」は、「ふたを開けた時のにおい」。以下、「お手ふきが小さい」「はしが妙に短い」「しょうゆやソースがかけにくい」の順となりました。

  • 風景を見ながら食べることを楽しみにしていたはずが、隣や近い席の人に匂いで迷惑にならないか気になりはじめるとせっかくの駅弁を食べず持ち帰ることがある。(40代/女性/専業主婦)
  • 駅弁に限らず、弁当についている、ソース、醤油類は油がついていて開けにくいので、結局使わない。(40代/女性/パート・アルバイト)
  • 箸がコンパクトになっているので、使いづらいと毎回思い不便に感じます。(40代/女性/パート・アルバイト)
  • 電車のなかで食べるとなると揺れるので、醤油とかの調味料をかける時に飛び散りそうなので。(40代/女性/専業主婦)
ふたの裏にも情報が盛りだくさんな駅弁「政宗公御膳」

駅弁のにおいは、周囲の人にとってもいいにおいとは限りません。車内には様々な事情の人が乗り合わせているため、自分の駅弁のにおいが迷惑をかけないか気になる人も多いようです。

また、付属のはしの長さやお手ふきの大きさに不満を持っている人も。駅弁のはしは短めなことが多いため、いつもと勝手が違って食べづらく感じます。食事前後にしっかり手を拭きたいと思う人にとっては、駅弁に付いているミニサイズお手ふきの面積は物足りないかもしれません。

醤油やソースの小袋の使いにくさをあげる人も。揺れる車内で開けにくため、結局使用しないなんて、せっかくの美味しい駅弁を百パーセント楽しめない感じで残念ですよね。

スマートに駅弁を楽しみましょう

旅の楽しみのひとつでもある駅弁ですが、電車や新幹線の車内という狭い空間で食べるために困ってしまうことがいろいろとあるようです。

一番多かった回答は、「ふたの置き場」でしたが、そのほかの駅弁のにおいが周囲へ迷惑をかけていないか、醤油の小袋を開けたときに周囲へ飛び散らないか-といった悩みも、基本的には周囲の人への気遣いから生じているようです。

周りの人に気配りしつつも、旅の楽しみ“駅弁”もスマートに楽しみたいですね!

<たべぷろ編集部調べ>
調査地域:全国
調査対象:20-40代の女性
調査期間:2017年10月17日~10月31日
有効回答数:100サンプル