プチプラアイテムでいつもの食卓をパッと華やかに演出するテーブル&フードスタイリストの渡辺有子です。
新緑の清々しい季節は、アウトドア気分が高まりますよね。アウトドアの食事のイメージには、ナチュラル素材やカジュアルなアイテムがよくあいます。
そこで今回は、アウトドアスタイルのうちカフェ気分を盛り上げるアイテム「籐カゴ」を使って、オシャレでおいしそうに見せるワンプレートのアイデアをご紹介します。

カジュアルな雰囲気におすすめ!100均の籐カゴ

青々とした緑が美しく清々しい気候のこの時期は、カフェのテラス席が気持ち良いですよね。また、お庭があるお家ではアウトドアのモーニングやランチを楽しまれている方も多いのではないでしょうか。

そんな気分を盛り上げるには、ナチュラルな籐素材のアイテムを食卓に取り入れて、カジュアルに仕上げることがポイントです。

こちらは、以前ダイソーで購入した100円の籐カゴですが、アイアンの持ち手がアクセントで編み込みもしっかりしていてなかなかなコスパです。

20cmほどで大きすぎず1人分の朝ごはんのプレートとしてもちょうど良いサイズ!
また、おもてなしの際にはパンをのせて食卓の中央に並べたり、子ども達のおやつをのせたりと何かと重宝しています。

普段は陶器の食器を使うことが多いため、こういった素材のアイテムは食卓のアクセントになって目新しい雰囲気を楽しむことができるのでおすすめです。

オシャレで実用的なワックスペーパーを敷く

籐カゴは目が詰まっているので洗いにくく、きちんと乾かさないと湿気で傷んでしまうため、使用する際はナフキンやワックスペーパーを敷いてから食べ物をのせるようにしています。1枚ペーパー類を敷くことで、汚れもつかず使用後にサッと布巾でふくだけでしまえるので便利です。

キャンディーやチョコレートなど包装された食べ物はペーパーナフキンを敷きますが、油分のあるパンやクッキーなどにはワックスペーパーを敷くと直置きしても下に油がしみ込まないので安心です。

今回使用しているのは、ダイソーにある英字柄のワックスペーパーです。ほかにも水玉模様やキャラクター柄などいろいろな種類がありますが、茶色やモノトーンの英字柄は何にでも合わせやすくカフェのような雰囲気に仕上がります。

手づくりパンをSNSなどにアップする際にも、網やお皿の上ではなくワックスペーパーを敷いたカゴに盛りつけることでカフェのパンコーナーのような雰囲気に!

小さなおかずはココットに盛り付け!

籐カゴを使う際のもうひとつのポイントは、ココット使いです。1人分のお皿代わりに籐カゴを使用する場合は、小さなおかずをココットに入れてのせます。

直接のせるより盛り付けもバランスよくなりますし、食べる際もココットに入っている方が食べやすくなります。ココットは違う色や形のものを並べるのも可愛いですね。

以前はココットといえば、画像奥のようなスフレ用のものしか見かけませんでしたが、最近ではハート型や紙カップ風やキャセロール風など可愛い形のものもたくさんありますし、赤や黄色などアクセントカラーのカラフルココットも充実しています。

彩りよく盛り付けてワンプレートを楽しむ!

今回使用しているおかずは、キャベツ&ツナのマヨネーズ和え、スクランブルエッグ、ミネストローネで、前日の晩ご飯の残り物です。小さなココットに入れると残り物のおかずもうまくリメイクできますよ!

おかずの用意ができたら、籐カゴに盛り付けてみましょう。

まずワックスペーパーを敷き、先にココットのおかずを色とバランスを見ながら配置します。

フランスパンを盛り付けて空いたスペースにフルーツをのせたら出来上がりです。

和食でも洋食でも色のバランスは赤・黄・緑・白・黒の5色をそろえるときれいにまとまります。また、スプーンやフォークなどのカトラリーも一緒にセッティングしておけば、そのまま食卓に運んですぐに食べられて楽チンです!

アウトドアスタイルのカジュアルな食卓に、籐カゴを取り入れてうちカフェ気分の素敵なワンプレートを楽しんでみてくださいね。