魚嫌いの子でも食べやすい、サバ味噌煮缶を使って15分で作れる和風ビビンバのレシピです。上にのせる具材はそれぞれ3分で作ることができ、保存も効くので多めに作って常備しておくのがおすすめ!ビビンバの時だけでなく、日々の食卓に添えることで栄養と彩りをプラスしてくれる、忙しいワーママの強い味方になってくれるレシピですよ。

栄養満点!和風ビビンバ

サバ味噌煮缶を使って作る、和風ビビンバのレシピです。一品で魚・米・豆・卵・緑黄色野菜を一度に摂ることができますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

【材料】(2人分)
ごはん 2人分
卵 2個
納豆 2パック分
サバ味噌缶 1缶
にんじん 1/3本
にら 1/2束
すりごま 大さじ4
ごま油 大さじ1と小さじ2
醤油 大さじ1/2
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
焼き肉のたれ 大さじ2

【作り方】
1.サバ味噌煮缶を缶汁ごとフライパンに入れてほぐしながら炒めてそぼろ状にする。水分がとんだらすりごま大さじ2と混ぜ合わせる。

2.にんじんは細切りにし、ラップをして600Wの電子レンジで1分30秒加熱する。すりごま大さじ1・ごま油小さじ2・鶏ガラスープの素を加えて混ぜる。

3.にらは3cm幅に切ってザルに入れ、熱湯を回しかける。湯切りをし、すりごま大さじ1・ごま油大さじ1・醤油を加えて混ぜる。

4.スキレットにごはんをのせ、上に納豆・(1)(2)(3)・卵をのせる。
※スキレットのサイズが小さい場合は、2つに分けてください。スキレットがない場合はフライパンで代用してください。

5.(4)を火にかけ、パチパチと音がしてきたら焼き肉のたれを回しかけ、蓋をしてそのまま5分加熱する。卵を崩しながら全体を混ぜ合わせて完成。

サバ味噌煮缶で子どもの魚苦手を克服!

「身をほぐすのが面倒」「味が淡泊」などの理由で、魚に苦手意識がある子は少なくありません。そんな子にも魚をしっかり食べてもらえるよう、このレシピではサバ味噌缶を使います。サバ缶は魚の身をほぐす手間が少なく、簡単にそぼろ状にすることができます。加えて、骨まで丸ごと食べることができ、栄養豊富!

さらに野菜とごはん、すべてを混ぜ合わせて焼き肉のたれを使って味付けするので、魚に苦手意識がある子でもパクパクと食べることができますよ。

レシピの中でご紹介したサバ味噌煮缶のそぼろ、にんじんのナムル、にらのナムルは冷蔵庫で3日ほど日持ちするので、時間のある時に多めに作っておくのがおすすめです。

にんにくなど臭いが強いものは使っていないので、何かと忙しい朝の食卓や、お弁当にぴったり!食卓に野菜が少ない時、副菜を作る時間がない時など、さまざまなシーンで忙しいワーママの助けになってくれますよ。

【働くママへのエール】常備菜レパートリーを増やしてラクに!

毎食、栄養バランスを気にして献立を考えるのは、なかなか難しいですよね。そこで、我が家では、サバのそぼろや野菜のナムルは、時間があるときに作って常備しています。そうすることで、料理をする時間があまりない日や疲れきった日でも、そのままお皿に盛るだけで、足りない品数や栄養を補うことができています。

ぜひ、あなたの常備菜レパートリーの中にサバのそぼろや野菜のナムルを加えてみてください。これらが常備してあれば、今回紹介した和風ビビンバも10分かからずでき、普段の食卓の手助けにもなってくれます。きっと日々忙しいワーママの心強い味方になってくれますよ。

(育児料理アドバイザー 菅智香 @japanese_kitchen