ロッテは1日、「ビックリマンチョコ」発売40周年を記念し、さまざまな「ビックリ」を提供する新会社としてビックリマン社を設立し、代表取締役社長にビックリマン終身名誉PR大使を務める里崎智也氏が就任したとの「エープリルフール会見」を東京都内で開催した。15年に制定された4月1日の「ビックリマンの日」をより一層盛り上げるための企画として実施した。なお、同日、ビックリマン社新商品として発表された、「しろいFit’s(フィッツ)」は、4日にロッテの新商品として「本当に」発売した。

イベント当日は、ビックリマン社の社長になりきった里崎智也氏が会社概要を説明後、事業内容として、さまざまなものを輝かせる「キラキラコーティング」事業や天使から悪魔、守りまで派遣する「人材派遣業」、そして「ビックリ!プロダクト開発」などに精力的に取り組むと「真面目」に発表。その後、“商品開発本部長”のケンドーコバヤシ、“インターン生”の越智ゆらのを紹介した。

ケンドー本部長は新商品「しろいFit’s」について、往年のビックリマンファンには、懐かしんでもらい、若い人には、「なんなんだこれはと、ビックリ」してほしいと思い5種類のパッケージを用意したと説明した。里崎氏は「若い人に楽しんでもらえるように、パッケージにも、ビックリポイントを用意した」と語った。

「しろいFit’s」のビックリポイントは、(1)いつものカラフルなパッケージとはまっしろなパッケージ(2)パッケージをこすると、絵が浮き出て、塗り絵のように楽しめる(3)「Fit’s」×「ビックリマン」コラボキャンペーンとして、限定ビックリマンシール〈スーパーゼウス〉〈ヘッドロココ〉を4100人にプレゼント–で、フレーバーは、華やかなシソの香りが広がる甘酸っぱい、梅(うんめぇ)味に仕上げている。

◇日本食糧新聞の2017年4月7日号の記事を転載しました。